上が変われば下にも大きな影響が出るのが組織と言うもの。噂され続けたあの番組の終了がいよいよ現実味を増してきている。
日本テレビホールディングス(HD)によれば、6月29日の株主総会と取締役会で上席執行役員の石澤顕氏が社長に昇格。子会社の日本テレビ放送網も同日付で、石澤氏が社長に就任するという。
衝撃が大きいとされているのが、代表取締役副会長から「顧問」となる小杉善信氏の人事。小杉氏が中枢から外れることで、『スッキリ』のMCを務める加藤浩次が大ピンチに陥りそうだという。
「2019年に吉本芸人による闇営業問題が勃発し、吉本興業トップに噛みついた加藤の去就が取り沙汰された時、当時社長だった小杉氏が加藤を守っており、吉本から独立した後もMC継続となっているのはまさに小杉氏の後ろ盾あってのもの。しかし、その威光がなくなる可能性が出てきた。しかも現在『スッキリ』は、フジテレビ系『めざまし8』の猛追を受け、視聴率で負ける日もある状況。そのため、今年10月、もしくは来年4月での加藤の交代や番組打ち切りの声が囁かれています。すでに後任候補は、4月から火曜コメンテーターを務めているヒロミで一本化。彼は『オモウマい店』で高視聴率を連発し、ほかにも日テレの肝となるバラエティ番組に多数出演し、貢献している。小杉氏という後ろ盾がなくなった加藤は周囲の空気を察知しており、最近はテンションがダダ下がりのようです」(テレビ関係者)
『スッキリ』の旧サブMCだった水卜麻美アナにもフリー転身説が強まっている。
「水卜アナを『ヒルナンデス!』のアシストタントから『スッキリ』のサブMCに大抜擢したのも、小杉氏の鶴の一声によるもの。これにより、ただの親しみやすい大食いキャラから、一躍『好きな女性アナウンサー』ランキングのトップに躍り出た。小杉氏が水卜アナの後見人のような存在だったことは局内では有名で、彼女がことあるごとに語っていた『生涯日テレ』宣言の裏には小杉氏への恩義の意味が大きかったはず。尊敬していた先輩の桝太一の退社に続き、小杉氏が中枢から外れたことで、本当に退社を決意してしまうのではと、局内はざわついています」(前出・テレビ関係者)
『スッキリ』の現サブMCを務める岩田絵里奈アナの周辺もきな臭いという。制作会社スタッフが言う。
「こちらは上層部の人事とは関係ないかもしれませんが、岩田アナに関しては、かねてより“副業”がネックとなっています。父親が代表を務める不動産管理会社の役員に名を連ねており、報道キャスターにふさわしいのかという批判に加え、情報番組の『スッキリ』への出演に対しても疑問の声が上がっています。もし、次のトップがこの件を問題視すれば、今以上に出演番組に制限がかかる可能性もある。加藤が降板となれば“リニューアル”の名目で岩田アナもセットで外されるでしょうし、そのタイミングで彼女が独立を考えてもおかくしくはない。もともと彼女は局アナになる前にはタレント活動をしていましたからね」
小杉氏の退任が引き金となり、“スッキリ”しない人たちが続出しそうだ。
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