かの/カノックスター

大食い動画で人気を集めているYouTuberカノックスターが5月31日に、『黙ってましたが破産しそうです』と題した動画を公開。

今回、カノックスターはビットコインに1,000万円を費やし、500万円で村上隆のNFTアートを購入したことを明かした。

カノックスター、1,000万円分のビットコインを購入

「購入品紹介をやりたかった」と、YouTube活動で購入した商品の紹介をするのが夢であったと前置きしたカノックスター。今回の動画ではその商品紹介の第1弾として、最近500万円で購入したという村上隆のNFTアートを紹介した。

カノックスターは実際にスマホの通帳画面をカメラに映しながら、「1,000万円を入金。9,996万円分のビットコインを購入し、2.65ビットコインを手に入れた」と告白。村上隆のNFTアートを手に入れるために、約半分をイーサリアムに変換したと話す。

日本の現代アート界のパイオニア的存在である村上隆のNFTを購入した理由について、「絵がめっちゃ好き」「CLONE Xというプロジェクトが面白い」と述べたカノックスターだが、「将来的にNFTアートの価値が上がるかもしれない」と、今後価値が上昇する見込みで購入したとも述べている。

NFTアート購入はYouTubeで食べられなくなったときのため

カノックスターが購入したNFTは、「CLONE X」というプロジェクトのもので、NFTクリエイター集団RTFKT(アーティファクト)が、村上隆と組んで送り出したコレクション。このプロジェクトでは2万体のアバターが制作され、販売されている。

NIKEが買収したRTFKTというデザイン集団が運営するのがCLONE Xで、今回アートを購入したカノックスターは、このプロジェクトに参加しているということになり、将来開催される限定のイベントなどに参加できる可能性があるという。

500万という高額がついている理由は、カノックスターによると2万体購入出来る中の700体目だからだそう。大学生のころ、学食なども利用せずに80万円を貯金し、その貯金で海外に行ったほどの倹約家だったため、ビットコインに1,000万円分を使ったときには冷や汗が出たと話す。

将来YouTubeで食べられなくなったときのために価値が上がる物が欲しかったそうだが、人気YouTuberたちがこぞって購入する時計には興味がなかったというカノックスター。NFTに関する本を読んだ際、「めっちゃ面白い!めっちゃ欲しい!」と思ったことが、今回NFTアートの購入に至ったとのことだ。

今後、カノックスターが過去最高額を注ぎ込んで手に入れたNFTアートやビットコインの価値がどの程度上がるのか、多方面から注目が集まるだろう。

出典:かの/カノックスター

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