シバター

パチスロ系YouTuberの桜鷹虎(さくらたかとら)が24日、『シバター容疑者が書類送検されました。』と題した衝撃的な動画を投稿した。

桜鷹虎は昨年5月に投稿した動画で、シバターからの誹謗中傷を理由に、民事訴訟と刑事告訴の両方でシバターに対して法的処置を進めることを発表。今回は刑事事件の進捗についての報告だ。

ことの発端は、昨年4月にシバターがYouTubeに投稿した動画で、緊急事態宣言下にもかかわらず毎日パチンコやスロットをプレイする動画を投稿する桜鷹虎について「再生数を買っている」などと発言。

桜鷹虎の動画を見ないように視聴者に呼びかけるなど、桜鷹虎を非難する発言を度々繰り返していたことにある。

桜鷹虎によると、今月13日付で警察によるシバターへの捜査が完了。捜査資料や証拠とともにシバターが検察に容疑者として書類送検され、シバターに逃亡の恐れが少ないことから、逮捕ではなく在宅での送致となったことを報告した。

誹謗中傷における被害届の受理は当初難しいと考えていたようだが、昨今はネットを利用した誹謗中傷が社会問題になっていることから、警察も誹謗中傷に対しての取り締まりを強化している模様。警察が時間をかけて捜査とシバターへの取り調べを進め、今回の送致となったという。

最初の発表から実に1年3カ月という期間が経っているが、今回の報告が遅くなったのには、警察がシバターを捜査するにあたり、刑事事件としたことをシバターに知られてしまうと、証拠隠滅や逃亡など捜査に支障が生じてしまう可能性があったためだ。

同動画では、シバターへの取り調べが開始された直後に、シバターの代理人から示談をもちかけられたことも告白。

シバターの桜鷹虎に関するデマや脅迫などの行為が度を超えており、警察がそれらの行為が犯罪にあたると認めたため、代理人には返答はしなかったという。

桜鷹虎は今回の発表について、「YouTubeを利用した犯罪が、今後司法にどう判断されるのか見届けたいと思っています」としており、示談という曖昧な結末で終わらせたくないと、胸の内を明かした。

現在も続いているシバターとの裁判についても言及し、ことの発端となったシバターの「再生回数を買っている」との発言には、YouTubeアナリティクスのデータをすべて公開、事実でないことを証明し、反論しているとのこと。

裁判所の判決でもシバターの投稿が名誉棄損に該当すると判断されているそうだが、ここで新たな問題が……。

桜鷹虎曰く、影響力のあるシバターを利用し、デマを拡散、 桜鷹虎の悪評を広めようとしている“黒幕”がいる可能性が浮上しているというのだ。

これに対しては、桜鷹虎と同様にパチンコの動画を投稿しているYouTuber4名から、「あるYouTuberの方から桜鷹虎が再生数などを買っているという話をされた」という証言があったそうだ。

これを踏まえ桜鷹虎は、「シバターさんにも同じようにその方からデマの情報提供があったのではないか」と考えているという。

しかし桜鷹虎は、この“あるYouTuber”とは面識ないいうえ、話したこともないことから、なぜそのようなことをされたのか真意はわからないとのことだ。

“あるYouTuber” については、証言があった4名のYouTuberに対して嘘の情報を広めていた事実があるため、弁護士とともに法的措置について協議しているとのことだ。

シバターは同動画について24日、自身のInstagramで言及。「わたしゃ、逮捕もされてませんし有罪にもなってませんぜ 変わらず元気です。」と投稿している。

桜鷹虎は、この件でのシバターやその関係者への誹謗中傷は控えるよう、視聴者に訴えかけている。今後どのような動きがあるのか、注視していきたい。

サムネイル出典:jtshibata Instagram

出典:桜鷹虎〈さくらたかとら〉

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