ANYCOLOR社

にじさんじを運営するANYCOLORが4月18日、公式Twitterで誹謗中傷行為を注意喚起する文書を投稿。

同社がクリエイターに対する誹謗中傷行為を把握しており、こういった行為に注意喚起している。

ANYCOLOR、誹謗中傷行為に注意喚起

ANYCOLOR社は18日、『誹謗中傷行為に関する注意と、皆様へのご報告』と題した文書をTwitterに掲載。

YouTubeのコメント欄やSNS、まとめ記事ブログなどで同社に所属するクリエイターへの侮辱や名誉棄損、殺害予告、執拗なメッセージの送付などが行われていることを把握しており、「こういった誹謗中傷は当社ライバーを傷つけ、当社の営業権を侵害するものでありますので、お止めください」と注意を促している。

同社は誹謗中傷行為を行った人物に連絡を取り、誹謗中傷行為をやめるよう求めていることを明らかにしており、同社が悪質と判断した誹謗中傷行為については、侮辱罪、名誉棄損罪、脅迫罪、業務妨害罪等を理由とする警察への相談や告訴を行い、刑事司法に委ねるとのことだ。

月ノ美兎がコメント荒らし対策に乗り出す

今回の発表に先立ち、同社に所属するVTuber月ノ美兎は4月16日、TwitterでYouTubeのチャット欄に出現する荒らしに言及。

「ここ最近わたくしの全配信の待機時に、アカウントを作り直しまくっては連投でめちゃくちゃに暴れる不死鳥みたいな闇のオタクが出没してしまい、その影響で光のオタクが傷つき、待機が苦痛との声をいただいてしまっております……!」と、荒らし行為がほファンに影響を与えていると発言。

試験的に配信待機時のチャット欄へのコメントを「チャンネル登録から1週間の方」に限定するという対応を行うことを発表するとともに、万が一荒らしが出没した場合は、インターネット・スルーと、いつも通りのコメントを呼び掛けている。

最近はクリエイターが誹謗中傷行為に対して訴訟を起こすことも多くなってきた。コメントひとつで大きなトラブルにならないよう、コメントする側は開示請求ですぐに発信者がわかってしまうということを、しっかりと認識しておいたほうがいいだろう。

出典①:にじさんじ公式 Twitter
出典②:月ノ美兎 Twitter

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