新世代YouTuberたちへの逆襲? ベテランYouTuberらが『明日はあるか?』で自虐ネタ披露

3人組男性YouTuber・へきトラ劇場が1月13日、『【合唱】明日はあるか?/ チャンネル登録者数運動会に参加できなかった人達』と題した動画を公開。

年末に10組の人気若手YouTuberによって公開されていた歌動画のパロディを試み、反響を集めている。

若手YouTuberの『明日があるさ』替え歌が人気

本動画のきっかけは12月27日、若手YouTuberたちによる『【合唱】明日があるさ / チャンネル登録者数運動会』というコラボ動画にある。

スカイピースを筆頭にコムドットや平成フラミンゴ、クレイジーマグネット、中町兄妹など、令和において人気を集めた10組のクリエイターが参加していた。

そんな大物たちが歌ったのは『明日があるさ』の替え歌。歌詞には「険しい道のり乗り越えてたくさんの夢が叶った年」「(登録者)もう150万人みんな本当ありがとう」「嫌われすぎた分ファンが増えたプラマイプラ」など、1年間の活動が十分に伝わることばが並んだ。

元気な若手たちが「たくさんアンチに叩かれてたくさんファンに助けられてなんだかんだ楽しい1年来年も頑張ろう」と歌い上げる快活な姿に、視聴者からは絶賛の声が集まり、同動画の再生数は750万回(1月18日時点)を突破した。

自虐も大人の余裕で笑いに

一方パロディとなる本動画は、へきトラ劇場を中心に、MEGWINやアバンディーズ、禁断ボーイズ、カリスマブラザーズ、みの、劇団スカッシュという計5組のベテランクリエイターによるもの。

しかし、「ミュージックスタート!」という掛け声とともに字幕にあらわれた、その曲名は『明日はあるか? 』 だ。

「歳をとるごとに伸び悩む」「コラボドラマで昔は人気、今はまったく見られない」「お金もない解散したくない今日から見て下さい」など本動画の曲の歌詞には、過去の栄光をノスタルジックに語る悲観的な雰囲気が漂う。

とはいえ、自虐を楽しむことがコンセプトの同曲。アバンティーズ・そらちぃの「昔はやまとから電話きた今ではインスタ無視される」「教えてくれ 令和のバズり方」といった歌詞や、「昔はよく見てました過去形で言うな今でも現役」とのフレーズには、メンバーも楽しそうに歯を見せて笑った。

「埃の被った金の楯」「酸いも甘いも嚙み締めた」と嘆かわしいクライマックスに差し掛かると、10人は仲良く肩を組んで「苦しいけど試行錯誤今年も頑張ろう」「1人じゃないみんながいる明日を掴むんだ」と気迫のある連帯を示した。

へきトラ劇場の相馬トランジスタは、MEGWINの歌った「炎上の後は全てダメ 心も体も全てダメ」「バツ1子供1」という言葉が出演者内で大ウケだったことを、同動画の概要欄で明かしている。

元気に歌い上げた10人は、「動画伸びないですありがとうございます」「いい思い出に残った」「閲覧注意で限定公開にしよう」と爆笑しながらハイタッチ。最後までユーモアを忘れない、大人の余裕を見せつけることに成功したようだ。

「最高です」とクライマックスを迎えたへきトラ劇場、今後も若手に負けない活動を展開して欲しいところだ。

出典:へきトラ劇場

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