元K-1チャンピョンの久保優太が1月4日、『大晦日、久保優太の真相をお聴きください。』と題した動画を投稿。
12月31日に開催された「Yogibo presents RIZIN.33」のシバターとの対戦で浮上した八百長疑惑について釈明した。
シバターは「まったく身に覚えがありません」と疑惑を否定
31日のRIZINではシバターが右フックを決め、久保を倒して寝技へ。そのままシバターが腕ひしぎ十字固めを決め、1Rで勝利を収めた同試合。
久保が1月1日の夕方にTwitterで「嘘をつく人生は嫌だな。正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される日方がいいのか。自分は真面目に誠実に紳士に生きたい。色々疲れた。事の経緯とかも全部きちんと話したい。」と意味深な投稿をすると、不穏な雰囲気が漂い始めたのだ。
久保の妻・サラの弟のTwitterからはシバターと久保のLINEでの会話らしき画像が流出し(現在投稿は削除)、シバターが同試合でてんちむにラウンドガールを依頼していたことから1R目は手加減し、2R目で決着をつけたいという台本の存在が発覚。
シバターはSNS上で出回っている画像については「まったく身に覚えがありません」と八百長疑惑を否定していた。
「RIZINの神聖なリングを汚してしまった」と謝罪
久保はこの騒動について4日にようやく動画を投稿。
疑惑と敗戦について、「今回、情けない話ではあるんですけど、シバターさんの陽動作戦というか……。SNSだったりとか、直接のお電話だったりとかを通じて、自分自身が100%の気持ちを作れずにリングに上がってしまったのが原因だと思っています」と述べた。
シバターからの依頼については「試合の成立を最優先にするため」に受けてしまったと説明、出回っている画像が本物であることを認めている。
当日には「(依頼に)関係なしに100%出してしまってもいいのかな」とも思ったようだが、台本を蹴った際にスポンサーや観客に迷惑がかかるのではないかという強迫観念にかられ、台本通りに試合を運んでしまったという。
「これまでたくさん応援して下さっている方々に対して、100%の気持ちを作れなかったという自分自身に、悔しさだったり、申し訳なさだったり、情けなさだったり……。応援してくれてる皆さんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ございませんでした」「ほかのファイターだったり、RIZINの神聖なリングを汚してしまった」と謝罪した。
負けてから『騙された、だまされた』と騒ぐのは「カッコ悪すぎだろ」
シバターは久保の動画を受け、4日にYouTubeを更新。
「YouTuberのあからさまのウソに騙されて1R目手加減して、負けたらしいな。何やってるんだよ久保」と切り出し、「そんなのそのYouTuberがいっつもいっつも動画や試合で使う常套句じゃないか。そいつの試合、見たことないのか」と、まるで他人事のように久保に投げかけた。
「そんなもんにまんまと引っかかって何で負けてるんだよ」と続け、負けた後に台本の存在を世の中に出したことに言及。
「台本あったことをお前が発信したら、お前がその台本をのんだんだってことを認めることになるんだぞ」「つまりはプロ格闘家、元K-1チャンピョンであるお前が台本のある試合をしたって、そういうことになるんだぞ」と言い放った。
シバターは「もし台本をうけるんだったら、真実は墓場まで持っていくつもりじゃなきゃ。負けてから『騙された、だまされた』って騒ぐのはカッコ悪すぎだろ」と述べている。
17年間まっすぐに格闘技に打ち込んできた久保にとって、シバターのやり方はかなり手荒いものだったかもしれない。しかしシバターの視聴者は試合前の話題作りからすべてシバターの“台本”であったことを理解している人が多いのも事実だ。
今回のシバター劇場が久保やRIZIN運営にどのような影響がでるのか……、今後の動向にも注目が集まるだろう。
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出典①:サラ久保ちゃんねる
出典②:https://www.youtube.com/channel/UCBD4RO82lle5CyB_M9dtwzw
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