三納物語

チャンネル登録者数50万人を超える人気YouTuber・三納物語が12月18日、『【削除覚悟】4000万円奪い去った詐欺師を警察を使わずに捕まえてみた 』 と題した動画を投稿。

現金と仮装通貨約4,000万円をだまし取られた経緯や、犯人を自らの力で追跡した様子の一部が公開された。

ハーバードが4,000万円の詐欺に

同動画に先駆け12月10日に投稿された『4000万円を詐欺で盗まれました』では、「もう2年前から始まっていた話」「壮大すぎて動画にすることが出来なかった」という詐欺被害。

「現金と仮想通貨で4,000万円」という金額に、2人は「笑えねえ」と怒りを顕わにした。

被害者はスタッフのハーバードだ。2019年2月に、距離が近いという後輩に250万円を貸したというハーバード。翌3月には「もしかしたら3月に完済できるかもしれない」という連絡があったという。

その裏では、実は後輩が250万円をハーバードに返すため、トレーダー“K”になけなしの70万円を渡し、それが3月に150万円~200万円ほどになって返ってきたという出来事があったと話す。

するとKは、税金未納の差し押さえで口座が凍結しており、「弁護士費用がない」とのことで後輩はKに250万を貸し、さらにこの後輩は「Kにお金を貸したい」とハーバードに相談。大事な後輩から話を聞いたハーバードは、会ったこともないKに75万円を貸すことになったのだ。

その後、5月に後輩にまとまった現金が必要な際にすぐに現金化できるビットコイン6ビットを預けるも、操作ミスなどで6ビットが消滅。6月にはKが香港に逃亡したことがわかり、Kの顧問弁護士に連絡するも、口座凍結の話がウソだったことが発覚した。

ハーバードによると、なんだかんだで被害は現金で1,500万を含む総額4,000万円に膨れ上がったという。

「騙した証拠が不十分」 で警察動かず

どこかでは詐欺だと思いつつも、お金を振り込み続けてしまったというハーバード。

被害発覚のちハーバードは警察に駆け込んだが、「被害届は受理できないと言われた」「詐欺の立証は難しい」と、なんと警察は動いてくれなかったとのこと。「騙した証拠が不十分」という警察の判断に、2人は「What’s Japanese police!」と驚きを隠せない様子を示した。

そこで「警察が動かないから1年かけて俺らで動いた」と詐欺被害を受けてからの行動を明かした2人。「4,000万円の詐欺師を警察を使わずに捕まえる」として、同動画の企画がスタートしたと話す。

ハーバードによると、2020年11月以降、ハーバードは後輩とともにKを追っていたが、有力な情報は得られなかったという。

しかし2020年12月、独自捜査のため立ち上げたTwitterのアカウントに、同じくKから200万円をだまし取られた可能性があるというAさんから連絡があったことで捜査は一点、解決への進み始めた。

Aさんによると、Kは英会話教室を運営する、元マジシャン。居住地も明らかになったが、三納がこの家に訪れたところもぬけの殻となっていたそうだ。

ウソのようだが、「本当の話」だという今回の詐欺事件。次回の動画予告ではKと対面する様子が映し出されており、警察も動かなかった詐欺の真相が明らかになりそうだ。

出典:三納物語

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