チャンネル登録者数83万人を超える鉄道系YouTuberのスーツが12月8日、『スーツ交通はなぜ鉄オタから嫌われるのか?」と題した動画を投稿。鉄オタから嫌われてしまう理由を解説した。
自身を嫌う鉄オタへ配慮 「気持ちがわかる」
動画冒頭「目を引くためにこういうタイトルにしたんですが、内容はつくってきた」と話すスーツは、同動画の内容について「僕のことが嫌いな人が見てくれたら嬉しいけど、それで僕のことを好きになってほしいというわけではない」と説明。
「ただ好きな路線とかを検索したときに、いやでも僕の動画が目につくと思う。同じ鉄道マニアとして、僕のことが嫌いな人にも配慮したい」とスーツなりの考えがあって、この動画を撮っているようだ。
「僕自身もYouTuberとか嫌いだったから気持ちがわかる。気持ちがわかるからこそ、同じような思いをしてほしくない」と話すなど、同じ鉄オタに対し「配慮したい」という気持ちが伝わってくる。
「それともう1つの理由として、僕のことを嫌いな人を目撃した一般の視聴者さんに言いたいのですが、もしそういう場面を目撃したとしても、相手のことを悪く言わないでほしい」とスーツは呼びかけた。
嫌われる理由は「内容が間違っている」
同動画でスーツは、自身が鉄オタから「なぜ嫌われるのか?」といった理由について、「内容が結構間違っている」ということを挙げている。
「色々なことを説明していると、たまに間違ったことを言ってしまうが、それで”鉄オタのくせに知識がない”と叩かれる」「自分よりも知識のない人が嬉々として間違ったことを発信していると、腹が立つと思う」とスーツは鉄オタの気持ちが「わかる」として反省。
しかし、「致命的な間違いがない限りは動画は削除しない」と述べており、「間違いを0にしようとすると、今までの3倍労力がかかってしまう」「それよりは動画をコンスタントに投稿して、鉄道の面白さを広げていきたい」と説明。
スーツのYouTubeでの活動目的は、「鉄道を広めること」にあるようだ。
「とはいっても”許せない”という鉄道マニアの方もいると思う。けど嫌われてしまうのはしょうがないことなので、今後もやむを得ないと思ってやる」と、「マニア向けではなく、広く楽しめるような動画にしたい」と説明した。
この動画を受け、コメント欄では「いつもわかりやすい説明をしてくれて、旅行気分を体験させてくれるスーツさんに感謝しています」「鉄道ファンにおいて求められる知識レベルが高いということですね」といったコメントが相次いでいるが「スーツらしい動画を届けてほしい」という意見が大半だ。
真面目に向き合っているからこそ、さまざまな声に応えるスーツ。これからも自身のやり方で、鉄道の面白さを広めていってもらいたい。
文:sumika
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