YouTubeが昨年9月に発表した『YouTubeショート』。15秒間の動画を作成出来る機能だが、YouTubeが13日についに日本でもベータ版の利用が開始されたことを発表した。
世界中でショート動画への需要が増えていることから、「YouTubeショートの利用を開始する」としたYouTube。ヘルプページでは紹介動画も投稿され、この機能で何が出来るのかを惜しみなく紹介した。
スマートフォンとYouTubeアプリの「YouTubeショートカメラ」があれば誰でも作成出来るこの機能。ショート動画作成ツールでは、マルチセグメントカメラを利用すると、複数のクリップをつなげ、最大60秒までの動画を簡単に作成出来るそうだ。
目を引く短い動画を直感的に見たり、見つけたり、作成したり出来る新しい手段として、これから多くのクリエイターが利用していきそうな『YouTubeショート』。
笑い、学び、新しい音楽などが各視聴者の好みに合わせて表示され、20億人ものYouTubeユーザーと繋がれるのが、最大のポイントだという。
気になる収益化についてYouTubeは「広告からの収益配分は行わない」としたが、新たに「報奨金を提供する目的で、YouTubeショートファンドを開始した」と発表。この基金は、広告を配信するテストを開始するなど収益化の開発を進めながら、動画の収益化をサポートするために使用されるそうだ。
クリエイター歴の長い人も、始めたばかりの人も気軽に利用できる機能とあって『YouTubeショート』の話題性は抜群。効果音やテキストの表示、再生速度などがワンタッチで操作出来ることから、確かに初心者でも使いやすそうだ。
『YouTubeショート』はYouTubeのトップページにも表示されるということで、これから多くの人の目につくだろう。短編動画サービスTikTokと同じようにスクロールして、ほかの動画をサクサク見ていけるのも魅力的だ。TikTokの新たなライバルになるか……『YouTubeショート』に注目だ。
文:sumika
出典:YouTubeヘルプ
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