cyzo 前田

かつてAKB48の絶対的センターとして君臨し、現在は女優として活躍する前田敦子の“激変ぶり”が話題になっている。

2020年末で所属していた太田プロダクションを退所し、フリーとなった前田。今年4月には勝地涼と離婚したことを発表している。

「フリー転向後も、仕事はことのほか順調のようですね。最近はHuluで配信中のドラマ『死神さん』のプロモーションで、テレビ番組や雑誌などへの露出が増えています。そこでの前田さんが、とにかく明るくてフレンドリーな雰囲気になっているんですよ。以前の前田さんといえば、番宣でメディアに出ても協力的ではなく、打っても響かないタイプだったので『天狗になっている』と毛嫌いする業界人も多かった。でも、まさかの豹変に驚きの声があがっています」(メディア関係者)

フリーとなり、そして離婚を経験した前田は、誰が見ても“仕事がしやすい女優”となったようだ。

「業界内での前田敦子の評価はかなり上がっていますね。このスタンスで行けば、仕事はもっと増えていくでしょう」(同)

しかし、ネット上では必ずしも前田を応援する声ばかりではない。

「女優としての前田さんを応援するファンの声がある一方で、前田敦子は演技が下手だとか、AKB48じゃなくなったら価値がないとか、そういった意見もいまだに多い。こういった声をひっくり返すのは、もうちょっと時間がかかるでしょうね」(同)

ネット上に“アンチ前田”ともいうべき意見が多いのは、これまでの芸能マスコミの影響もあるという。

「前田敦子に対しては、特に女性週刊誌が厳しい報じ方をしていたんですよね。勝地涼との離婚の際も、勝地が育児に協力的ではないことやDV疑惑がその大きな原因だったと囁かれているのですが、前田敦子の性格に問題があったなどと報じている女性週刊誌もありました。結婚前の熱愛についても、やはり女性週刊誌は前田を叩く方向で報じていましたし、まさに前田にとって女性週刊誌は“天敵”のような存在なんです。
そもそも、かつての前田のメディア対応が悪かったのも、女性週刊誌の苛烈な報道があったがゆえに、マスコミ不信に陥っていたとも言われています。そういった当時のネガティブな報道の印象が強いこともあって、いまだにネットではアンチ前田が多いのだと思います」(ベテラン芸能記者)

このような状況を打開しようと、前田もメディアへの態度を改めたのだろう。

「フリーとなった現在は、周囲にフォローしてくれるスタッフも少なく、自分で状況を変えていく必要があるわけです。前田もそこをしっかり理解して、多少は我慢しても、メディア対応を頑張っているのでしょう。今後は、“天敵”だったはずの女性週刊誌とも良好な関係を築いて行くと思いますよ」(同)

しかし、ネット上でのアンチ前田を封じ込めるのはそう簡単ではない。

「ネットのアンチは根深いものの、たとえば多くの人に絶賛されるようなハマリ役に出会うことができれば、一気に風向きが変わることもありうる。これまでの役柄とは180度異なる役に挑戦することで『前田敦子ってすごいじゃん』となる可能性も高い。そういう意味では今後、主人公を執拗に責める意地悪な上司役とか、凶悪な殺人犯の役とか、圧倒的なヒールを演じる前田に会えるかもしれないですね」(同)

いよいよ本格的に女優・前田敦子が覚醒する時がきそうだ。

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