
『DEV_ISちょきちょき』の「鼻ドスデビューした結果、治療が嫌すぎて極論にたどり着く奏ちゃんwww」は、ホロライブ所属の音乃瀬奏が上咽頭炎の治療で直面した恐怖と葛藤を赤裸々に語った。
喉の異常を感じてから2ヶ月、ついに診断された病名は上咽頭炎で、治療回数は驚きの25回。
鼻の奥に綿棒やカメラを刺される痛みと、鼻うがいの恐怖に震える彼女の姿は、思わず「わかる」と頷いてしまうほどリアル。
病院での初診は想像を絶する体験だった。両方の鼻に綿棒を刺され、さらにカメラまで入れられる状態で鼻呼吸をしながら検査を受ける。
鼻の奥をツンツンされた瞬間、血がジュルジュルと流れ出し、ずっと血の匂いが鼻に残る。
「命の危機を感じた」という言葉が大げさではないほど、口の奥から上咽頭をグリグリされる治療は強烈だ。
涙が出そうになりながらも、これがまだ診断段階で治療は始まっていないという事実に絶望する。
帰宅後は鼻うがいが待っている。洗浄液を流し込むと、反対側の鼻から出てくるはずが最初は出ない恐怖。
そして横になった瞬間、あらゆる場所から水が噴き出す悪夢のような体験に、「もう汚ねえ」と叫ぶ姿が痛々しくも滑稽である。
「週に1回、あと24回も行かなきゃいけない」という現実を前に、奏は極論に辿り着く。
「もう選択肢を与えないでほしい。強引に治療してほしい。どこかに監禁して手足縛ってでも治療してほしい」。
自分の意志では通い続ける自信がないから、同意なしで毎週治療してほしいという発想は、あまりに弱くて人間らしい。
星街すいせい先輩に病院を紹介してもらい、食事や発声についてアドバイスをもらいながら、なんとか1回目を乗り越えた。
まだ効果は感じないが、25回で終わると信じて通うしかない。
病院に向かう時間、痛い思いをしに行く覚悟を固める彼女の心情は、誰もが一度は経験したことがある普遍的な恐怖だ。弱さを隠さず語るその姿に、応援したくなる思いが募る。
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