せいじんトコ
せいじんトコ

『せいじんトコ』の千原せいじが、7月の生配信での発言を巡る炎上騒動について、2カ月半ぶりに動画を更新し謝罪した。

登録者数47万人を誇るチャンネルは、騒動後3万4000人の登録者を失い、芸能人YouTuberとしての信頼回復が問われる局面を迎えている。

事の発端は7月18日の生配信。埼玉県戸田市の外国人問題をテーマに、"ジョーカー議員"として知られる河合ゆうすけ議員と対談したせいじだが、議論は次第に険悪な雰囲気へと変化していく。

「お前、いじめられっ子やったやろ?」「いじめられっ子オーラ、イカついぞ!」という個人攻撃ともとれる発言に、視聴者からは批判が殺到。

さらに「戸田市民の、この河合という人間を支持している戸田市の人、やばいって」と、支持者にまで言及したことで炎上は拡大した。

せいじ自身も動画内で「番組中感情に流されてしまい、MCとしての立場を見失い、配慮にかける発言を多々してしまった」と振り返る。

テレビで培ってきた毒舌芸が、YouTubeという場では予想外の形で反発を招いた。

問題の動画はせいじのチャンネルでは非公開となったが、ニコニコチャンネルプラスでは今も視聴可能な状態が続いている。

「たくさんの方々から厳しい言葉をいただきました。ありがとうございます」と、批判を真摯に受け止める姿勢を見せたせいじ。

「今一度自分自身のあり方を見つめ直して日々を過ごしておりました」という言葉からは、2カ月半の沈黙期間が単なる逃避ではなく、内省の時間だったことがうかがえる。

「応援してくださってる方々、不快な思いをされた方々に対して大変申し訳なく思っております」と述べ、関係者や視聴者への謝罪を重ねた。

芸能界で長年活躍してきたベテランが、YouTubeという新たなフィールドで痛手を負った今回の騒動。

登録者減少という数字は、視聴者の失望の大きさを物語っている。

果たしてせいじは、この経験を糧にチャンネルを再び盛り上げることができるのか。

「このチャンネルを楽しんでいただけるように頑張ってまいりたい」という決意の重さが、今後の配信に試される。

出典:せいじんトコ | 公式YouTubeチャンネル

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