ステゴロパンチャーズ
ステゴロパンチャーズ

『ステゴロパンチャーズ』の「みそきん開店初日に口コミ大荒れ/エスポはんくんまさかの顔面スタンプ/DJ脇解散ライブ出演表明」は、解散間際のグループに起きた復帰劇と、世間を騒がせる炎上トピックを鋭く切り取った、情報バラエティの枠を超えた一本である。

DJ脇の“復活”というサプライズは、仲間たちの複雑な胸中を炙り出し、視聴者に「許しとは何か」を問いかけるような内容となっている。

解散ライブへの出演が決定したDJ脇、そして他のメンバーに対し「まだ立つべきじゃない」「やったこと、覚えてるよな?」といったシビアな声が相次ぐ。

その場の空気を軽妙に流す笑いの裏には、言葉にしきれない葛藤と責任の所在が揺れているように感じられる。

過去の過ちを簡単に忘れられないという本音が飛び交いながらも、結果的に彼のステージ登壇を受け入れる流れには、グループとしての矛盾とリアルな人間関係の機微が浮かび上がる。言葉を選びながらも核心を突く彼らのやり取りが、不思議な説得力をもって響くのだ。

また、HIKAKINがプロデュースしたラーメン「みそきん」の開店初日、SNSではレビューが殺到。

その中には「スープにせいしが浮いていた」「厨房でキスしてた」など荒らしコメントが目立ち、店の評判以前にネットリテラシーの崩壊が露呈した形となった。

一方でPDRさんの「最初はうまいが後半しつこい」「もう一度食べたいとは思わない」といった等身大の感想が紹介され、信頼できる評価として際立つ。

番組ではこうした炎上構造を笑いと毒で包み込みつつ、「結局ネットの声は誰のためにあるのか?」という根本的な問いを浮かび上がらせている。美味いかまずいかでは語れない、“現代の味”がここにある。

出典:ステゴロパンチャーズ | 公式YouTubeチャンネル

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