木村拓哉
木村拓哉

木村拓哉の『木村拓哉』チャンネルが投稿した「【木村さ〜〜ん!】熱血パイロット再び空を飛ぶ『GOOD LUCK!!』」は、ドラマ「GOOD LUCK!!」で演じた新海元(しんかいはじめ)役の世界に再び飛び込む。

羽田空港に隣接するフライトシミュレーター施設で、本格的な操縦体験に挑戦する木村の姿が収められている。プロのパイロットが実際の訓練で使用する機材を前に、23年前の役への記憶を蘇らせながら真剣に操縦桿を握る様子は、まさに新海元そのもの。

ドラマが現実に与えた影響力を再確認

この企画で最も印象深いのは、ドラマ「GOOD LUCK!!」がリアルな航空業界に与えた影響の大きさである。「木村さんで人生変わってます」と語る施設スタッフをはじめ、新海元に憧れてパイロットライセンスを取得した人々が実際に働いている現実に、木村自身も驚きを隠せない。

特に現役キャプテンから聞いた「空に飛ばすことは人にしかできない」という言葉に、新海元役への新たな理解を深める場面では、役者としての責任感と誇りが滲み出る。

23年という歳月を経ても色褪せない作品の力強さと、フィクションが現実の職業選択に与える影響力の大きさを改めて実感させられる。施設内の細部に至るまで正確に覚えている木村の記憶力にも、プロ意識の高さが表れている。

緊張と興奮が交錯するリアル操縦体験

実際のフライトシミュレーターでの操縦シーンは、見ているだけで手に汗握る緊張感に満ちている。成田からハワイ・ホノルルへ向かうフライト設定で、途中のスコールによる視界不良や乱気流といった予期せぬ事態に遭遇する展開は、まさにドラマのワンシーンのよう。

「乗客うわぁってなって」「ちびっこ泣いてるからね」と乗客目線での心配をしながらも、集中して操縦桁を握り続ける木村の姿からは、新海元への愛着と責任感が伝わってくる。

着陸時の「背中びっしょびしょ」という率直な感想や、操縦の難しさを身をもって体験した後の安堵の表情に、エンターテイメントを超えた真剣勝負の興奮が詰まっている。

この体験を通じて、改めて航空業界への敬意を深めた木村拓哉の姿こそが、最高のエンディングと言えるだろう。

出典:木村拓哉

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