
小型モビリティロボットの研究・開発を行うスタートアップ企業「KGモーターズ」の代表、そして車系YouTubeチャンネル『くっすんガレージモーターズ』を運営する楠一成。
彼の開発した小型モビリティ「mibot」が今、注目を集めつつある。
そのオーダー数、1カ月でなんと1000台。
「mibot」は一人乗り用の小型モビリティで、車両としては「原付ミニカー」という扱いになる。
- 前後シンメトリー
- 1人乗り用
- 最高時速60km
- 航続距離100km
- AC100Vで5時間の充電
といった仕様で、コンセプトは「持続可能で自由な移動を実現する小型モビリティロボット」
近年、公共交通が衰退していくにつれてマイカーが手放せない世帯も珍しく無くなってきている。
しかし、そうした世帯でも車を必要とする1回の移動距離は10kmにも満たないケースが殆どのようだ。
そうした、「日々の買い物等に歩きではきついけど、正直なところ車を出すのも大げさ」という世帯にジャストな乗り物。それが小型モビリティ「mibot」だ。
先ほども触れたように、mibotは原付ミニカーであるためランニングコストもマイカーより遥かに抑えられる。
また駆動電力はAC100Vと家庭用コンセントで間に合うというお手軽さも魅力のひとつだ。
少し前から「断捨離」や「ミニマリスト」といった、いかに無駄を省くかという風習がブームとなったが、今大きな需要となっているのは「身軽さ」や「丁度良さ」なのかもしれない。
特に車なんて維持費こそかさむというもの。原油高高騰の今であれば尚の事だ。
今まで中々なかった「丁度良い車」が形となったmibot
今後も需要が増しそうだ。
コメントする