人気YouTuberとしても活躍中のピアニスト・ハラミちゃんが、福井県の「上中小」の校歌を担当することが決定した。
上中小は若狭町瓜生小と熊川小の合併により、4月7日に開校予定となっている。

また、2月28日には両校の児童との交流会がサプライズで行われた。
交流会では、ハラミちゃんは初めて聞く曲でも音源を聴いただけで弾くという特技で子供達からのリクエスト曲を演奏、大いに盛り上がった。

その後、ハラミちゃんは自身のピアニスト人生について紹介。
一度は諦めたピアニストという夢。しかし、気分転換で弾いた演奏が再び夢に花を咲かせたというエピソードから「無駄なことは一つもない。諦めなければ夢は叶う。」と、子供達にメッセージを贈った。

交流会の後、「校歌ができたら、ハラミちゃんのことを思い浮かべて歌いたい」と話す、瓜生小学校の女の子。
ハラミちゃんもまた、「未来に向かって胸を張って進めるような校歌にしたい」と、作曲に込める想いを語った。

ハラミちゃん作曲の校歌は、4月7日の開校と共に発表される予定となっている。

小学校生活で子供が得られることというのは、何も勉学だけではない。学校行事や友達と楽しく遊ぶというのも、子供が成長していく上で大切な経験だ。

それらの殆どを初めて経験する場となるのが小学校。その「象徴」となる校歌を子供たちが大好きなYouTuberが創るなんて、なかなかエモーショナルだ。