「オールマイティ・ラボ」チャンネルが、メンガタハタオリの儚い恋を動画化した。メンガタハタオリは、アフリカに生息する鳥類だ。
メンガタハタオリ(オス)の努力と苦労を紹介
メンガタハタオリのオスは、繁殖期にせっせと巣を作り、メスに求愛する。しかし、ライバルが多いため、メスは簡単に振り向いてくれないという。
そのため、オスは懸命に巣材を集めるのだと「オールマイティ・ラボ」が解説する。健気なオスだ。
メスを振り向かせるために魅力的な巣を作り、完成すると翼を羽ばたかせてメスにアピールする。しかし、頑張ってもメスに拒絶されると、また作り直さなければならないのだ。
ハトは「この世の終わりみたいなカスい巣を作ります」
メンガタハタオリのオスはライバルが多く、モテるオスに人気が集中してしまうので、大半が巣を作り直すことになるという。悲しい話だ。
そのうえ、作り直したところで、モテるオスが存在する限り報われることはない。残酷な世界である。
その結果として、モテるオスを恨めしそうに見るオスが誕生するのだ。動画では、「悪霊みたいなオス」と表現している。
続いて、ハトの巣を紹介した。メンガタハタオリは丁寧に立派な巣を作りあげていたが、ハトは真逆なのだ。棒切れを数本集めただけの巣を作るのである。
動画では、「この世の終わりみたいなカスい巣を作ります」と紹介されていた。酷い言いようである。
「挙句の果てには、巣が存在せずとも卵を産み始める正気ではないハトが出現します」とも言われていた。
ハトに対して恨みでもあるかのような口ぶりだが、面白い。視聴者からは、「ワードセンスが良い」と高く評価されている。
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