保険金の不正請求で話題になっているビッグモーターの兼重宏行社長が、記者会見を行った。
社長は不正請求に関して認識していなかったと発言
ビッグモーターは、わざと客の車に傷をつけて保険会社に請求するという不正を行っていたと噂されていた。そして2023年7月25日、ビッグモーターはついに会見を開く。
兼重宏行社長は会見で「当社板金部門が不正な請求を行っていたことが明らかになりました」と話し、顧客や取引先に謝罪した。また、代表取締役を辞任すると発表している。
兼重宏行社長は不正請求に関して、「生産現場で、わからないところでやっている」と発言した。保険会社や自分は、認識していなかったと語っているのだ。
「本当に許せない」「ゴルフを愛する人への冒涜」
不正を組織的に行っていたのかという質問に対しては、「個々の工場長が指示して、やったんじゃないかと」と兼重宏行社長は回答している。
経営陣は不正を知らず、現場が勝手にやったことだと話しているのだ。しかし、不正の噂は多々あり、知らなかったとは考えにくい。知らなかったとしても、社員に責任を押し付けているように見える。
また、ゴルフボールで損傷範囲を広げるという不正行為に関しては、「本当に許せない」「ゴルフを愛する人への冒涜」と語った。ゴルフ好きということは明らかだ。
この会見は、ネット上で大炎上した。兼重宏行社長の発言や態度が問題視されているのだ。
会見後も、ビッグモーターの噂がSNSに投稿されている。次から次へと情報が出てきているのだ。
炎上はいつ収束するのか、予想ができない。ビッグモーターはこの苦境を乗り越えられるのか、会社の今後に注目だ。
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