大手YouTuber事務所であるKiiiの社長交代劇によるクリエイター退所が止まらない。今回は八丈冒険団の旭が、Kiiiを退所する意向を示したものの、会社と膠着状態であることを暴露、八丈冒険団とkiiiとの関係性はどうなっているのだろうか。

アウトドア系YouTuberの八丈冒険団の旭は、釣った魚を捌いて料理するなどの動画を制作・公開している。3年前からKiiiに所属しており、会社や前社長と良好な関係を保てていたという旭。ある日突然Kiiiの前社長から電話があり、社長職を退くことになった旨を聞かされたと言う。それまで前社長を始めとした社員たちと仲良く楽しくやってきたと言う旭。突然の前社長退任に戸惑いを隠せず、旭もKiii退所の道を選択したという。

しかし、Kiii側と旭の話し合いは難航していると話す。Kiiiに退所の意向を示した旭だが、Kiiiからは「クリエイター側から一方的に退所することは認められない」といわれたそうだ。よほどクリエイターがKiiiに損害を与えるような事態を起こさない限り、契約満了となったとしても退所は認められないとのことだった。しかも契約書にその旨の記載がハッキリとあるとKiii側から伝えられたのだが、これには旭も憤慨。そのような条文は契約書には無いと反論するも、それ以来Kiii側から連絡は来ていないという。

せっかく3年間楽しくやってきたのに、このような形での退所は望んでいないと話す旭だが、Kiiiの前社長が退任するのであれば、自身の退所もやむを得ないと自身の思いを告白。せめて退所までは円満な関係でいたかったとしている。

今後はKiiiへの通達はすべて弁護士を通して行っていくようで、ここまでこじれてしまったことは残念だが、八丈冒険団の旭としてはどこにいたとしても、どうなったとしてもクリエイターとして頑張っていく、と所信表明をして動画を締め括った。

肝心のクリエイターが退所してしまうのはYouTuber事務所としての規模や能力が落ちる一方である。今後はクリエイターのみならず社員の退職も……そのような流れも出てくるかもしれない。