港区にあるインターナショナルスクールが閉鎖した。年間の授業料は500万円という高級スクールなのだが、返金はなく、保護者が困惑していると「ANNnewsCH」が報じている。
突然学校が休みに?原因は強制執行?
「いきなり学校が休みになって」と話すのは、インターナショナルスクールに通っていた子供の親だ。「(子供には)大丈夫だった?ごめんねと伝えました」と明かした。声が震えており、相当ショッキングだったのだとわかる。
インターナショナルスクールは高級住宅街にあり、英語や中国語など2ヶ国語以上を学べるスクールだ。通っていた子供の親は不満もなく、「素晴らしい校舎で伸び伸びと授業を受けて」と語っている。
しかし、2023年3月に悲劇が起こった。スクールに「スクールによる占有が違法」「明け渡しの強制執行が実施されました」と書いた紙が貼られていたのだ。
創立者「何も悪いことをやっていないので」
貼り紙を見た保護者はスクール側に問い合わせたのだが、納得のできる説明は行われなかったと明かす。
信用できない人達に大事な子供を預けられないと判断した親は、退学を決意した。だが、前払いで支払った授業料500万円は返金されていないという。
スクールの創立者であるリナ・ローズは直撃取材を受けて、「すごく批判されたんですけどこちらは本当に何も悪いことをやっていないので」と断言した。
しかし、オーナーと争っていたのは事実だ。そして、強制執行されることもわかっていたはずである。
オーナーとスクールの間に何があったのかを調査したところ、スクール側は家賃の滞納で2017年11月末までに立ち退くことで和解していた。だが、実行していなかったのだ。
つまり、創立者は家賃を滞納していてオーナーと争っていることや明け渡しの話を保護者に説明せず、運営を続けてきたのである。
そのうえで、「悪いことはしていない」と主張しているのだ。視聴者は驚いており、「厚かましい創立者」「ヤバい」とコメントしている。
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