「たすくこま」の新作アニメ動画が注目されている。スクラッチで当たりを出すという動画なのだが、オチが秀逸だと話題だ。

手作りスクラッチを売る宝くじ売り場を発見！

ゲーセンでお金を使いすぎたタカちゃんは、道を歩いていたところ、即席で作られたような宝くじ売り場を発見した。売り場にいるおばちゃんは、「おばちゃんの手作りスクラッチ1枚どうかしら」とすすめる。

「宝くじって個人で販売していいんでしたっけ」と鋭く突っ込むタカちゃんだったが、「これはそういうガチなやつではないの」「子供達への教育みたいな？」と返された。

宝くじ売り場は、子供達の通学路にある。「子供達にギャンブルの恐ろしさというかお金の大切さについて教えてあげてるのよ」とおばちゃんは言う。

「じゃあこれはあくまでも宝くじごっこなんですね？」とタカちゃんが聞くと、「いや1枚1000円」「当たれば1000万円」とおばちゃんは声色を変えて言った。本格的な宝くじだ。

「宝くじはね当たった瞬間の人が変わってしまうの」

タカちゃんは大人だが、「特別に売ってあげる」と言われる。結局乗せられて宝くじを買ってしまったタカちゃんだったが、「話を戻すんですけど宝くじって個人で売ってもいいんでしたっけ？」と再度聞いた。

おばちゃんは「すぐ逃げられるように簡易的な店にしてあるから大丈夫」と答えている。逃げる前提で行っている商売なのだ。大丈夫ではない。

スクラッチは、おばちゃんの顔が出たら当たりだと説明を受けるタカちゃん。削っていくと、真ん中におばちゃんの顔が現れた。

当たりだ。タカちゃんは当たったと喜んだのだが、ふと見ると、先ほどまでいたおばちゃんとは別人のおばちゃんが目の前にいる。

「おばちゃんだからといって誰の顔でもいいわけじゃないのよ」と言う初対面のおばちゃんに対して、タカちゃんは「さっきまではこの顔の人が座ってたでしょ！」と返す。

新しく登場したおばちゃんは、「あなたに、宝くじの本当の恐ろしさを教えてあげる」「宝くじはね当たった瞬間人が変わってしまうの」と話した。「お前がか〜い」とタカちゃんが突っ込んで終わっている。

販売する側が変わるという発想が面白い。オチが秀逸だったので、「天才」「オチ最高」と絶賛されている。