【17年の歴史に幕】「スッキリ」の最終回で加藤浩次が伝えたかったこと

長年日本の朝を彩ってきた番組、日本テレビ「スッキリ」。2023年3月31日、17年の歴史に幕を閉じた。放送最後の7分間で、関係スタッフが一同に揃い、MC(メインキャスター)の加藤浩次をはじめ、レギュラー陣がコメントを発表した様子がYouTubeで配信された。

「スッキリ」が加藤浩次を更生させた

加藤が、19歳の時に15万円を握りしめ、北海道から東京に上京して今年で34年。スッキリが17年の歴史であることから、芸人人生の半分は「スッキリ」のMCをしていたことになる。

破天荒キャラで暴れん坊のイメージのある加藤は、番組開始後に1年持てばいいと思っていた。しかし、17年もの間、MCとして視聴者の支持を得ることができたのは、スタッフや演者、そして視聴者のおかげだという。加藤は自らを「いい方向に導かれた」「更生したな」と実感している。

番組を続けるのは、決して当たり前にできることではない

加藤は、変化する時代の中で、番組が「息苦しいとか、生きづらいと思ってしまう人の、ちょっとした気の抜ける場所」になるように頑張ってきた。そして「スッキリ」の役割は果たせた、と笑顔で語った。

加藤は最後に、大声で「17年間できるの、当たり前じゃないからな!」と加藤らしい破天荒さでコメントを締めた。芸人としてもMCとしても視聴者を裏切らない、加藤の今後の活躍に期待したい。

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