「富士地震火山研究所」の、えいしゅう博士は理学博士課程を修了し、火山岩石学を専攻している。YouTubeでは自然の魅力について発信中だ。1月5日「【速報!】西之島2023年の最新の大きさが判明!わかりやすく解説します!」を公開した。
西ノ島ってどんな島?
西ノ島は、東京から1000kmほど南下した場所にある火山島だ。高さ3000mもある島で、富士山や御岳山に匹敵する。一見すると、そんなに大きな島に見えないのだが、実は海底からの高さが3000m以上もあるのだ。
また、横の長さは30000mもあり、とんでもない大きさの火山になっている。さらに面積は、過去50年間で50倍に拡大。分かりやすく例えると、1973年に誕生したときは、東京ドーム1.5個分だった。その後も噴火して面積を増やしていき、2020年に4.1k㎡となり東京ドーム87個分まで成長している。
2023年最新の大きさ
2023年1月現在、西ノ島の大きさは約3.75k㎡。なんと、縮んでしまったのだ!なぜ小さくなってしまったのか。実は2020年の噴火以降、大きな噴火が起きず溶岩も流れていない。その結果、島が波に削られてしまったのだ。
しかし最近、海水のにごりや地殻変動の様子から、噴火の予兆ではないかと考えられている。全国の西ノ島ファンは、大規模噴火を楽しみに待とう。
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