コムドット、シャネルの広告登場に批判殺到 格式あるハイブランドに対して安っぽいイメージか

女性ファッション誌『VOGUE GIRL』が、シャネルの香水『CHANCE』とのタイアップ記事にコムドットを起用。若者の注目を狙ったようだが、7月21日のVOGUE GIRL JAPAN公式Twitterの投稿には、批判の声が多く寄せられてしまった。

公式からのTwitter投稿にネット騒然

今回紹介された香水『CHANCE』は、ブランド創設者のガブリエル・シャネルがおよそ100年に渡って世に送り出してきたフレグランスシリーズのひとつで、2002年に発表された。これまで世界的に活躍するモデルや女優が広告塔となり、その高級なイメージを絶対的なものとしてきた。

しかし、同誌がタイアップ記事でモデルに起用したのは、コムドットのメンバー・やまと、あむぎり、ゆうただ。同誌の公式Twitter上に『ルールも常識も飛び越えて。コムドットと掴む「チャンス」の香り』という言葉と広告写真が掲載されると、ネット上は騒然。

コメントでは、「なぜモデルがこれ?」「モデル選びは慎重にして欲しい」「絶対買わない」といった疑問や非難の声が殺到したのだ。世界に知られるブランドに相対したとき、コムドットの知名度はまだまだ低く、人物の安っぽさが悪目立ちしてしまったようだ。

タイアップ記事の戦略と商品の展望

とはいえ、この反応こそが『CHANCE』のキャッチコピー「Grab the Chance」の狙ったところ。同誌が特設したタイアップ記事では、コムドットの存在やタイアップモデルとしての起用について、「100年前と同様に賛否があるかもしれない」と前置きされている。

また同誌の記事では、ガブリエル・シャネルの「誰にもマネできない画期的なクリエイションを通じて世の中を変えていったその姿」を「快進撃を続けるコムドットの姿勢に通じる」として、コムドット起用の底意を明かしている。

同誌から今後の展望を取材されたやまとは、「目指すところも高いから、変わっていかなきゃいけないと思っています」「たくさんのチャンスを僕たちの手で掴み続けていきたい」と力強く応じた。

商品は、ジャスミンをベースにした香りが全4種。どの香りも絶賛したコムドットだが、とりわけ気に入ったのは『チャンス オー タントゥル オードゥ パルファム』だったようだ。

ことの是非はさておき、今回も新しい表情を見せてくれたコムドット。シャネルの逸品『CHANCE』の名とともに、今後も世の中に大きく羽ばたいていって欲しいところだ。

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出典①:VOGUE GIRL JAPAN Twitter
出典②:VOGUE GIRL

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