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料理系YouTuberとして活動しているトミックが7月14日、「詐欺団体と裁判する為にみなさんに協力してほしいことがあります」と題した動画を公開。

異議申し立てによって削除された動画の復活を報告すると同時に、視聴者にあることをお願いした。

動画復活も削除依頼者を提訴の方向

今年の6月、著作権フリーのBGM「金平糖の踊り」を使用していた動画が、異議申し立てにより削除されたことを報告。怒りをあらわにし、削除依頼者に対し、裁判の準備を進めていることを明かしていた。

今回の動画で進展があったと話すトミックは、裁判の下準備を進めている段階で、著作権侵害と動画削除の申し立てを行ってきたのが「SME」という会社が、アメリカのソニーである可能性が発覚したと発言。

直接会社のメールアドレスに「違うんじゃないか」と、最初に日本語の文章で問い合わせをしたというトミック。音沙汰がなく、英語で問い合わせたところ、メールの返信はなかったものの、その翌日に削除されていた動画が復活したと述べている。

返信がなかったことに対し不服なトミックは、裁判を起こすことを決めたとのこと。しかし、相手を訴えるには日本ではなくアメリカで裁判を起こす必要があるうえ、州によって法律が異なるアメリカでは、訴えるためにはその州に詳しい弁護士を探さなければならないという。

視聴者に「金平糖の踊りを使って」とお願い

トミックは今回の一件について、YouTubeに削除依頼者についての情報提供をお願いしたというが、YouTube側は教えてくれないとのこと。トミックは相手に関する情報が不足している状態で、海外で裁判を起こすことができず、行き詰まっているという。

トミックによると、所属事務所から弁護士YouTuberとコラボし、エンタメとして終える提案もあったそう。トミックは「それってなんも問題解決になってなくね?」と、同じような被害を受けている人が多く、今後も多くの被害者を生む可能性から、事務所側の意見を聞き入れることはしなかったと話す。

そこでトミックは今後の対応策として、「金平糖の踊りを使い続ける。コンテンツIDに引っかからせて同じように異議申し立てする」と発言。「今回は法的に(向こうの)情報を引き出そうと思ってる」と話すと、トミックは視聴者に向けて「みなさんも動画作るとき金平糖の踊りを使ってほしい」とお願いをしたのだ。

「金平糖の踊り」を使うことで、「同じよう(な状況に)にたぶんなる」と踏んでいるトミックは、同様のケースが相当数が集まった場合、「集団訴訟だったりとか、社会問題とか、ことを大きくできるんじゃないかな」と、発言の意図を説明している。

今回の動画には、「YouTube側って駄目駄目だな。本当に」「これはYouTube側の怠慢ととられてもおかしくない事案だと思います」といったYouTubeの対応に疑問を呈する声や、「ソニーの問い合わせに電話してそのメールアドレスが実際に海外で使われてるか聞けばいい。」「日本のソニー本社へ『ソニーの名前を騙られてませんか』と伝えて、調べてもらえないのかな?」など、アドバイスが寄せられている。

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出典:TOMIKKU NET

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