6月14日に開設からわずか1日足らずで休止を発表したVTuber事務所「colorful magic」。画像を無断で転載したとして、イラストレーターとトラブルになっていることが発覚した。
事務所開設から22時間で運営停止
colorful magicは、6月13日にTwitterでVTuber事務所の開設を報告。所属クリエイターの募集も告知したのだが、ホームページもなく事業者の情報が明かされていないこと、所属クリエイターへの報酬が無償であることなどから、さまざまな意見がTwitterで上がっていた。
翌日14日、事務所開設者は「事務所というものに対して私自身甘く見てしまっていたこと、ここまで騒動を広げてしまったことに関しまして深くお詫び申し上げます。」と謝罪。事務所の運営をストップすることを発表した。
事務所側は「あくまでも用途の認識相違」と主張
colorful magicは今月22日、Twitterで今後の事務所の方向性としてAVtuberプロダクションとして運営することを、VTuberの画像とともに報告(24日までに投稿は削除)。
しかしあるイラストレーターが翌23日、ツイートで使用された画像が自身のものであるとして、「過去絵を無断されている」とリツイート。画像が使用されていることを周囲からの連絡で知ったというイラストレーターは、「応援しないようお願いします」とコメントしていた。
またこのイラストレーターは今回の問題について、「変な仕事受けてると思われたくないから、この事務所と無関係なのを証明して欲しくて、謝罪と使用停止を求めた」と、colorful magic側へ連絡をとったことを告白。
すると、「とにかく鎮火したいからお互い誤解だった、解決したってツイートしてくれ」という主旨のメールがcolorful magic側から届いたこと、無断使用されたためこの依頼を断ったことを明らかにしている。
当のcolorful magicは23日、Twitterでこの1件を「絵師の先生との間に使用用途を巡る認識の相違」と説明し、キャラクターの使用停止を発表。「あくまでも用途の認識相違」とし、「無断転載ではなく代金もお支払いしております」と主張している。
双方の主張が食い違う事態となっているが、イラストレータのツイートをみたユーザーからは、事務所運営者に向けて「お前もうvtuber界から降りろ」「今すぐに会社畳め。」などの声のほか、VTuberからは「いい加減にしろ!ふざけるな‼️」といったコメントが書き込まれている。
コメントする