迷惑系YouTuberのよりひとが6月1日、『今のつまんなくなったユーチューブさんへ』を投稿。
活動休止期間を隔てたところで、よりひと自身の人気も含めてYouTube全体の活気が、下降の一途にあることを実感したエピソードを披露した。
活動休止の半年間に「YouTubeが変わっちゃった」
よりひとは、昨年10月にインフルエンサーへの強要未遂や名誉棄損の疑いで逮捕。今年の3月に懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決が下ったのち、5月10日に活動再開を発表したクリエイターだ。
「半年いない間にYouTubeが変わっちゃった」と切り出したよりひとは、現在のYouTubeについて「友だちになりたい選手権みたいになっちゃって面白くなくなった」と発言。業界の現状に悲観的な思いを抱いていることを明かした。
よりひとは「ほかの人の平均的な再生数とか見ていると明らかに落ちているし、大手の人でも見られなくなったりしている」といった業界の不振に嘆いている。
一方で、業界の変わらない点として、いつでも入れ代わり立ち代わりにクリエイターが存在し続けることにも言及。
よりひとは、休止期間を挟んだことで、その状況を目の当たりにしたといい、「結局俺がいなくなっても炎上とか暴露とかおる」「有名人は消耗品みたいな感じで言われてたけど、本当にそう」と言い放った。
「いつかは使われなくなるんだろうとは思った」「いつか主人公でなくなるという覚悟はしていた」などと休止前の葛藤を明かしたよりひとは、自らを“使い捨てられたおもちゃ”や“潰れた遊園地”に喩え、複雑な表情も見せている。
人気低迷も「俺は諦めていない」
その半面、「俺は諦めていない」と、今後も活動と向き合っていくことを明言したよりひと。そのモチベーションの根底には、よりひとの「すっと誰かの心の支えでいれたら」という、強固な思いがあるというのだ。
よりひといわく、よりひとの視聴者は「片親で社会に居場所のない人だったり虐待されてますっていう人だったり」「苛めにあってる人とか社会的弱者の人が多い」とのこと。よりひとはそういう人たちの心の拠り所として、チャンネルを開いておきたいと述べている。
よりひとは復帰の際、自閉症を公表しているが、自身の抱えているその障害の一環で「他人に対して深く感情移入してしまう」ことがあり、「辛そうな人を見ると他人ごとに考えられない」のだそう。
それが原因で騒動を起こしてしまうこともあるというが、「自分が出来る範囲内で出来ることをやろう」と、障害も前向きにも捉えているようだ。
最後に「この動画を観て心が幸せになるんだったら嬉しい」と視聴者の存在が活力になっていること明かしたよりひと、YouTubeが変わってしまっても、今後も変わらず視聴者の支えになってくれることだろう。
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出典:よりひと帝国
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