髙橋裕樹弁護士が5月12日、YouTubeで『【へずまりゅう氏 SNS全面禁止⁉︎】』と題した動画を投稿。へずまりゅうの保護観察特別遵守事項がつかなかったことを報告した。
今後もへずまはSNSを自由に使用できるとのことだ。
迷惑行為で懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年の判決
へずまは2020年5月、愛知県岡崎市のスーパーで魚の切り身を会計前に食べたほか、大阪市の衣料品店で「偽物でしょ」と言って商品の返品を要求、その様子を撮影し、動画を投稿していた。
この行為を理由にへずまは今年3月29日付で懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年の判決が確定。この判決によりへずまは4月1日から予定していた「全国偽善活動編」の中止を余儀なくされた。
3月31日にはTwitterで「これから4年間保護観察がつくのでSNS活動ができなくなりました!さよなら」と記載していたが、4日後には「SNS活動が続けれるようになりました」と報告。以降はSNSを中心に活動している。
特別遵守事項に「SNSの使用禁止」が含まれるかが焦点
今回の動画でへずまとへずまの妻とともに、保護観察所に訪れた高橋弁護士。
へずまは保護観察対象者に個別に課される特別遵守事項に「SNSの使用禁止」が盛りこまれることを心配しているのだが、高橋弁護士いわくSNS禁止は「前例がない」としつつも「へずまさんの場合、ワンチャンあるからね」と発言。
「イレギュラー過ぎて」というへずまの一件には、迷惑系YouTuberに保護観察がつく初めてのケースになることから、「法務省の方も気合を入れて考えているかも」と話していた。
へずま、SNS制限は「ありませんでした!」と報告
担当保護司からの説明後、再びカメラを回した高橋弁護士。へずまからは「SNS制限ありませんでした!」という報告がなされた。
高橋弁護士によると、今回へずまに課されたのは保護観察対象者全員が遂行しなければならない一般遵守事項のみ。一般遵守事項には、「再犯・非行しない」「保護司の指導監督に従う」「住居を届け出をし、そこに居住する」「転居、7日以上の旅行は許可を得る」というルールが定められており、へずまは4年間、この4点を守る必要があるとのことだ。
しかし保護司からはSNSの使用禁止、動画配信禁止になる可能性も「あった」と言われたそうで、へずまは「ホント怖かったですよ」と、前日の夜も緊張で眠れなかったと振り返った。
へずまがくるため、通常2名ほどしかいない警備員が9名ほど配置されるなど、超厳戒態勢がしかれていたという保護観察所だが、保護司からは「今後は人を傷つけない笑いを目指してください」と、温かい言葉が送られたという。
へずまは最後に、「いままで世間の皆様に沢山迷惑を苦かけてきたと思います。これからは絶対に迷惑をかけずに軽犯罪法も気を付け、奥さんを守っていこうと思います! 今まで申し訳ございませんでした!」と騒動を謝罪した。
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