物申す系YouTuberよりひとが4月10日、YouTubeを更新。
『逮捕された事や休止について謝罪させて下さい』と題した動画で、騒動を謝罪し、今後の活動について言及した。
強要未遂と名誉棄損で懲役2年6カ月、執行猶予4年
よりひとは昨年3月、クリエイター事務所VAZに所属する当時中学生のインフルエンサー「さくら」が、過去にいじめ行為をおこなっていたとする動画を投稿。
さくらは当時いじめについて否定し、VAZもよりひとに対し警告文を送付、同月20日には公式WEBサイトで、よりひとの不法行為について訴訟を提起することを発表していた。
この訴訟によりよりひとは10月25日、板橋警察署より名誉毀損で強要未遂逮捕。11月15日には、よりひとが板橋警察署により強要未遂罪及び名誉毀損罪を被疑事実として再逮捕されたことを同社の見解とともに文書で公表した。
3月7日におこなわれた公判でよりひとは、検察側に2年6カ月を求刑されており、3月23日に東京地方裁判所で行われた裁判では、よりひとに懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決が下された。
騒動を謝罪
今回の動画にアトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹弁護士と登場したよりひと。冒頭では今回の騒動について「たくさんの方々にご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
当初、逮捕後はYouTubeでの活動に戻る気はなかったとし、就職し、編集やカメラマンの仕事をしていたことを告白している。
しかし1,000万円を超える借金を抱えていることや、多くの友人に「(YouTubeに)戻ってきてほしい」といわれたことから、活動再開を決め、謝罪動画を出すことにしたと説明している。
物申す系活動で「精神的にも限界が…」
これまでの活動についてよりひとは、「個人的な感情で動画をあげていたのではなく、お金を稼ぐために動画投稿をしていました」と、物申す系企画はお金のためだったと告白。
しかし「もう、精神的にも限界がきてて、(中略)これ以上自分がやりたくないことをやって、自分が壊れたり、ひとに迷惑をかけるのももうつらい」とその胸の内を吐露。
なお、逮捕される前は「撮影するだけで嗚咽が止まらない」状態になっていたそうで、現在は病院にも通っていることも同動画で明らかにしている。
今後は「物申すことは一切いたしません」
今後については、「相手に対してもずっと申し訳ないと思っていた」ことから「有名人や他人に対して何かを話題にして、今までのように物申すことは一切いたしません」と宣言。
よりひとはネタ動画を撮りたいという気持ちからYouTuberの活動を始めたこともあり、今後は「自分の好きなことをやっていって生活ができたら嬉しいなと思っています」と述べている。
「今まで自分がいろんな方に嫌な思いをさせてきたのもわかっています」と話すよりひとは、今回の逮捕について「自業自得」「あたりまえ」と発言。
物申す系の動画が好きで見てくれていた視聴者に対して、「僕は今後、もう2度とやる気はないので、チャンネル登録の方も解除していただいて構いません」と伝える一方で、よりひとを好きで動画を見ていた視聴者には、「今後も応援していただけたらありがたいです」とコメントしている。
「今後どうやって生きていくかというところを見ていただけたら嬉しいです」と続けたよりひとは、最後にいままで動画で取り上げてきたクリエイターに対し、「本当に、本当に申し訳ないと思っています」と謝罪した。
物申す企画で疲弊していたというよりひと。逮捕は原点を振りかえるいいきっかけになったようだ。今後はやりたかったネタ系動画を見れるのか、生まれ変わったよりひとの今後に注目だ。
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出典:よりひとYorihito
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