ウクライナ出身のゲーム実況YouTuberサワヤン兄弟のサワが3月29日、『裁判することになりました。』を公開。

ロシアによるウクライナ侵攻の問題にあたって、自身や家族に向けられた誹謗中傷コメントに対し、民事訴訟を行うことを報告した。

自身や家族への誹謗中傷に民事訴訟起こす

「大変長らくお待たせいたしました」と切り出したサワは、「ウクライナの問題に関して、僕や家族に対してSNSやコメント欄で心ない言葉を発した人たちとの今後の未来が決まりました」として、訴訟の決行を報告した。

訴訟をしても「時間も手間もかかるし誰も得しない」「金銭的な面で僕が損をすることになる」ということだが、「こういうことをやってくれた人たちを心の底から許せない」という思いから決断を下したという。

寄せられた誹謗中傷について、サワは「約100人くらいの中で特にひどい方が20人くらい」であることを明かすと、「そのなかから何人かリストアップして徹底的に裁判を起こしたい」として訴訟の手順を説明。

YouTubeのコメント欄で誹謗中傷を寄せた「本人たちのIPアドレスを開示請求して、それをもとに個人の特定の開示請求」を行い、特定が済んだところで民事訴訟による裁判を行うとしている。

「大人を舐めるなそしてSNSやネットを舐めるな」

「誹謗中傷の意味合いが分かっていない人たちがいる」と指摘したサワは、自身について「本名そして容姿が分かった状態で自分の言葉に責任をもってい」るとしたうえで「匿名で悪いことをしていない人に対して死ねとかいう事を誹謗中傷」との見解を示す。

チャンネル視聴者の半数は18歳～24歳、2～3割はそれ以下というサワヤンゲームズ。自身にも60万円ほどの損失が生じるというサワだが、訴訟をきっかけに「社会勉強をしていただこう」「希少な授業をお届けしたい」と考えているようだ。

「子どもは時に暴力を超えるくらい人を傷つけるものであるということをこれを機に分かってもらいたいし俺が分からせてみせる」と言うと、サワは「徹底的にやりますから覚悟しておいてほしいマジで」と意気込んだ。

そして「大人を舐めるなそしてSNSやネットを舐めるな」と率直に訴えかけたサワ。裁判は勝利が確定しており「最大30万円くらいの罰金が入る」というものの「獲得した30万円はすぐさまウクライナの方に寄付させていただく」としている。

最後にサワは、「最高峰の弁護士をつけて徹底的にやるから楽しみにしていて」「ちゃんと僕と戦える準備しておいてね」と誹謗中傷を寄せた人物たちへのメッセージで締め括った。

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