12歳の少年革命家YouTuber・ゆたぼんが17日、『メンタリストDaiGoの炎上について 』 と題した動画を公開し、注目を集めている。
これまで「命は大事にせなアカン」という発信を続けてきたゆたぼんは、人の命を不必要なものと差別したDaiGoの炎上発言に、どのような思いを抱くのだろうか。
ゆたぼんはまず、DaiGoの炎上について経緯を説明。発端は、メンタリスト・DaiGoが今月7日、自身のチャンネルで「自分に必要のない命は、僕にとっては軽い」「税金を使うのならホームレスより猫の命を救ってほしい」「ホームレスの命はどうでもいい」などと発言したことにある。
13日に謝罪動画を投稿したDaiGoだったが、14日には生活困窮者支援4団体が連盟で緊急声明を出すほか、飲料メーカーのスポンサーがDaiGo出演CMの放送を自粛するなど、つぎつぎに騒動が拡大していった。そこでDaiGoは同日、「謝罪を撤回します」と“再謝罪”動画を公開することになったのだ。
DaiGoによる差別発言についてゆたぼんは、「ショックでした」と切り出すと、「命を軽くみたり誰かと誰かの命を比べたり、どうでもいい命、という発言をするのは絶対におかしい」と言葉を重ねた。
そして「ホームレスなど関係なくみんなが大事な命を助け合って生きている」と改めて述べると、「猫が好きで猫を大事に思うことと、ホームレスや生活保護の命を軽んじることは別のこと」との持論を展開した。
続けて「本をたくさん読んで頭も良くて学校も行っていた人がこんなことも分からないのか」と不信の表情を見せると、ゆたぼんは「結局DaiGoは何を学んできたんだ」「本を読んで、学校行って勉強して、大学行って人の命を軽く考える、そんな学校に行く意味はあるのか」と疑念でいっぱいの胸のうちを明かした。
しかし最後には、「謝罪している人を大人数で叩いたり石を投げたりするのはおかしい」と自省の考えも示し、「これを機会にDaiGoを責めている人たちも社会的弱者といわれる人のことを勉強して、みんなで助け合っていける世の中を作ったほうがいい」と建設的な意見を提示。
「俺も勉強して自分に出来ることをやっていきたい」「炎上はいつか忘れてしまうと思うけど、命の重さは忘れずに生きよう」と前向きに語った。
「救える命を救って、助けられる人を助けて自分の出来ることを全力でやっていこうぜ」と元気よく締め括ったゆたぼん。今後も自分らしい明るい未来を一歩ずつ切り開いていって欲しいところだ。
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