男性3人組の人気YouTuber「えびすじゃっぷ」が2月24日、自身のYouTubeチャンネルで『【天才対談】コムドットが売れた戦略と裏側の苦悩をリーダーに根こそぎ聞いてみた』と題した動画を公開。

同動画ではえびすじゃっぷとコムドット、それぞれのリーダーであるフジとやまとが対談し、コムドットのYouTubeにおける戦略を大胆に暴露している。

やまとがコムドットの動画戦略を暴露

動画の冒頭で、以前から親交があり連絡を取り合う仲であることを明かすフジとやまと。

フジは「やまとって過小評価されてるんじゃないかなって思って」と口にすると、「コムドットが売れた理由って1,000個くらいあると思う」と、容姿やトーク力のみならず表面上は見えない戦略がいくつもあったことが売れた要因であると分析。

そのうえで、普段は聞けないコムドットの戦略についての質問をやまと本人にぶつけ深掘りしている。

比較的長尺動画が多いコムドットだがこれにも明確な理由があるというやまとは、「ほかのYouTuberの動画を見る隙を与えないくらい、自分たちの動画で生活を埋め尽くしたい」と、あえて長尺動画を公開し続けていると告白。

動画を作るときは水戸黄門を意識

毎回オープニングがコムドット5人全員で始まることについては、「僕、動画を作るときは水戸黄門をすごい意識してて……」と、独自の戦略が込められていることを明かす。

水戸黄門を意識する背景には「安心感」が影響しているとし、「5人で動画が始まることに安心感を覚えてもらいたい」と、毎回テンプレートに基づいた動画を公開することで視聴者に与える安心感を大切にしているという。

動画編集の話題では「編集のクオリティを上げないこと」を意識しているとし、あえて高度な編集はせずに、つねに一定のクオリティで動画を出し続けることにより「お客さん（視聴者）の舌を肥えさせない」ように工夫しているとのこと。

YouTubeで人気が出るまでにすでにコアなファンを獲得していたというコムドット。その背景には高頻度で実施していたオフ会でのファンとの交流があったという。

「ファンのひとへの感謝が心の底から出る」「動画を見てくれたひとには最大限満足してほしいというマインドは底辺時代からですね」と、コムドットとの原点でもあるファンとの距離感を、いまでも変わらず大切にしていることを明かした。

普段のコムドットの動画ではなかなか聞くことのできない貴重な話が盛り沢山の同動画。人気YouTuberになるためにさまざまな戦略があったようだが、その戦略の背景にはファンや視聴者に「満足してほしい」「喜ばせたい」という気持ちが強く表れている。

今後も、ファンや視聴者を笑顔にするコムドットの動画から目が離せない。

文：miyasuke