元SMAPの草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾の「新しい地図」に大きな動きがありそうだ。ここまで、ジャニーズ事務所からの“圧力”がありテレビの露出が少なかったと言われるが、今年の秋から一気に解禁となりそうだという。
「香取慎吾さんを中心に、パラリンピック関連で情報番組やニュースへの出演が多くなっていて、視聴者からもおおむね好評です。8月12日には、香取さんが『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で長く共演した大下容子アナの番組『大下容子ワイド!スクランブル』(同)で4年ぶりに共演し、SNSを中心にファンを喜ばせて大騒ぎになりました。
大下アナとの共演は、テレ朝の上層部のお気に入りで局内で発言力もある大下さんが直接、事務所にブッキングをしたそうです。番組の好評ぶりに気を良くした大下さんは、いくつかの番組に新しい地図を出演させるように指示を出したとか。パラリンピックの開催期間中に3人で出演できる番組がないかを編成部が急きょ探して、調整をしているそうです。その中には、ミュージックステーションの名前も挙がったとか」(民放関係者)
大下アナという心強い味方がついている香取だけでなく、新しい地図には業界内でのファンや仲間が多く、3人の復活が待たれているという。
「SMAP時代もこの3人は番組スタッフと打ち解けるのが早く、長寿番組が多かったことで各メンバーが“ファミリー”を形成していました。その頃に現場ディレクターとして切磋琢磨していたスタッフが、今ではプロデューサーや他の部署で権限を持つようになっていて、なんとかジャニーズと調整して3人をテレビの表舞台に出そうと画策しているんです。ジャニーズサイドもここ最近ではそういった民放局の動きを察知していて、無理に“圧力”をかけることもしなくなったそうです」(民放関係者)
テレビ朝日は、他の民放局を牽制する意味も込めて早くも動き始めているという。
「新しい地図の番組『7.2 新しい別の窓』を配信しているAbemaTVと資本関係にあるテレ朝は、去年から3人を囲い込もうと動いています。この配信番組のスタッフはほとんどがテレ朝からの出向の社員ですし、今年の年末に同番組の特別版をテレ朝で放送する話が進んでいる。大下アナも司会進行を担当すると鼻息を荒しているようで、新しい地図の本格的な民放テレビへの復帰が実現しそうです」(民放関係者)
さらに、今回のパラリンピックで新しい地図に大きな変化が起こりそうだという。
「3人は国際パラリンピック委員会の特別親善大使を務めているのですが、香取さんを始めメンバーが選手やスタッフに評判がすこぶるいい。どうしてもオリンピックより注目度が落ちてしまうパラリンピックは、競技を盛り上げるために試行錯誤してきた歴史がある。そういったスタッフの想いや、競技を広めたいという選手の気持ちを真摯に受け止めた香取さんは、休み返上で取材や視察を進めてきました。中には『香取さんのためにメダルを獲りたい』と話す選手もいるほどに信頼されています。パラリンピックで好感度も跳ね上がること間違いなしな香取さんたちを後押しするために、広告を取り仕切る電通が新しい地図をプッシュするように各テレビ局に打診しているんです。電通からの指示という大義名分があれば、ジャニーズに“忖度”する必要もないですし、新しい地図を思う存分、番組で使えることになります。パラリンピックの期間中もそうですが、その流れで秋以降はかなりの数の番組に出演することになりそうですね」(民放関係者)
これまで古巣のジャニーズ事務所に苦しめられてきた3人。それでも実直に仕事をしてきたからこそ、チャンスが巡ってきたのだろう。新しい地図を描くメンバーに、今こそ期待したい。
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