フラベジ

はじめしゃちょーを中心とするYouTuberグループ「フラベジ」が自身のチャンネルを更新。『はじめしゃちょーのYouTube講座』と題し、YouTubeで1番大事なことだとされる「サムネイル」について解説している。

今回の動画は、はじめしゃちょーにサムネイルのいろはをゲームで教えてもらうという企画だ。用意されたのは「サムネかるた」というゲーム。動画のタイトルを読み札にし、誰かがカルタを1枚取るごとにはじめしゃちょーがそのサムネイルの解説を行う。

まず、『【検証】画鋲1000個ある床に突然人を落としたらどうなるの?』のサムネイルでは、「大量系でインパクトを与える」「危険行為っぽいことで興味を引ける」という2つのポイントに、文字にはドキドキ感を表現する赤い外枠をつけているという。

次に紹介した『【野球】200km/hの豪速球で目を慣らしたら160km/hくらいの球なら打てる説』のサムネイルでは、「大きな数字をわかりやすく表示」し、ボールにぼかし加工をつけ、火が出ているように表現したと話す。乳酸菌飲料を比較した動画『コイツらは何が違うの?』では、まどろっこしいタイトルは興味が惹かれにくいという理由から、タイトルはシンプルにし、絵で語りかけるサムネイルにしたそうだ。

また、YouTube業界には「カラフル補正」なるはじめしゃちょーが考案した言葉が存在するという話も登場。これは、いろんな色をサムネイルに盛り込む方法のことなのだが、はじめしゃちょーは何色になるのかわからないものは虹色にし、視聴者に色を想像させることで見に来てもらうために使用したと説明している。

『ペヤングの最新作がヤバ過ぎて全部食べれませんでした。』のサムネイルでは、焼きそばが食べられないということにインパクトがあると思い、焼きそばだとわからないよう、パッケージにモザイクをかけている。これは、普段から「なぜ見たくなるのか」という理由づけをしっかり行い、サムネイルを作るようにしている結果、このようなサムネイルになったという。

そのほかにもはじめしゃちょーは、「背景が地味な場合は文字を派手にする」「強調したい物の周りにモヤをかける」「もの自体がカラフルな時はそれを活かすために文字などはシンプルに」「文字や写真のほかにエフェクトを使って感情などを表現する」など、視聴者の興味を引くサムネイルを作る方法を解説している。

視聴者が動画を見るか、見ないかを決める基準の1つがサムネイルだが、サムネイルに正解はない。トップYouTuberがサムネイルの作り方を詳しく解説することは珍しいが、サムネイル作りに悩んでいるクリエイターは1度見てみると良いかもしれない。

サムネイル出典:フラベジTwitter

出典:フラベジ

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