芸能界には毎年“その年の顔”となる人物が現れるが、2022年の候補は小芝風花が一番手となるかもしれない。すでに約10年のキャリアを持ち、ドラマ、映画、CM、バラエティと大活躍の彼女だが、2022年はいっそうの大プッシュが始まった。
「年末年始をテレビの前で過ごした人は、小芝風花の顔がとにかく印象に残ったに違いありません。出川哲朗と共演したアプリゲーム『トップウォー』のCMが年末年始に流れまくり、元日からは『ランチパック』(山崎製パン)のCMがスタート。さらに、以前から出演しているメークブランド『CANMAKE』も大々的にCMを展開し、年末年始のCM放送回数は出川哲朗に次いで2位でした」(広告代理店関係者)
2020年の夏以降だけでも3本の連ドラで主演を務めるなど、多忙を極める小芝。その背景には所属事務所・オスカーのお家事情が深く関わっているというのは、業界内の一致した見方だ。
「芸能界最強の事務所とも言われるオスカーですが、近年は米倉涼子、草刈民代、忽那汐里、剛力彩芽、岡田結実、堀田茜、吉本実憂など、所属タレントが大量に離脱。まだ上戸彩、武井咲のWエースがいますが、2人とも育児があるのでフル稼働というわけにもいきません。
そんな中で大プッシュされているのが小芝風花と高橋ひかるですが、高橋は今のところバラエティの仕事がかなりうまくいっているので、すぐに女優業に完全シフトするのは賢い選択ではない。そこで、当面は小芝を本格的にプッシュし、事務所の顔として育てていく方針のようです」(芸能記者)
大手事務所の後ろ盾で、いよいよトップオブトップを目指す存在となった小芝。テレビ関係者も彼女の大ブレイクに太鼓判を押す。
「長年、10代20代のブレイク候補と言われる女の子たちを見てきましたが、小芝風花ほど守備範囲が広い子はなかなかレアです。女優としてすでに10年近くのキャリアがあり、『トクサツガガガ』(NHK)で好演したので、朝ドラで起用される可能性もある。バラエティ番組ではトークができるばかりか司会も任せられ、ナレーションもこなせる。もともとはフィギュアスケートの選手で、体力があるのでアクションもイケるでしょうし、ルックス的に時代劇もOKでしょう。業界でも重宝される女優になりそうです。上戸彩や武井咲のようなゴージャス感には欠けますが、その分、老若男女に愛されそうなタイプといえます。
もし落とし穴があるとすれば、事務所が“ゴリ押し”をし過ぎた時でしょう。オスカーは、過去の剛力彩芽の時のように、やる気になると推しすぎるきらいがある。プッシュもほどほどにしないと、ウザがられることにもなりかねません」(テレビ関係者)
売りたいのは分かるけど、推しすぎには要注意!?
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