格闘家兼YouTuberのシバターが12月19日に、『久保優太さんと戦いたくないです』と題した動画を、サブチャンネル「プロレスリングシバター(サブ)」にて投稿。
12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催予定の「Yogibo presents RIZIN.33」で、元K-1王者久保優太選手との対戦が決まっているシバターだが、久保選手と「戦いたくない」理由を、対戦が決まった経緯とともに語った。
久保選手との対戦はRIZINにのせられた?
動画の冒頭でシバターは、「久保優太選手と試合したくありません」とハッキリ発言。「弱気なふりと思うかもしれませんが、本気です」「今からでもキャンセルできるならしたい」と、かなり弱気な姿勢であることを隠さなかった。
シバターがここまで弱気な理由は、「久保選手をよく知らず、試合を受けてしまった」「YouTubeもしていて結構有名人だから、盛り上がるかもしれないと受けたけど、K-1チャンピオンという前情報がなかった」といい、「戦いたくない」理由を説明した。
RIZINの運営から「勝てる」「いける」とのせられたことから試合を受けたが、その後久保選手の過去の試合を見て「絶対勝てない」とその実力差に気づいたという。
久保選手との対戦は皇治選手への当てつけか
シバターは、久保選手と「戦いたくない」もうひとつの理由として、久保選手以前に対戦が決まっていた「皇治」を挙げている。
皇治選手による一方的なルール変更から、対戦を辞退したシバターは、この騒動について「皇治のわがままで試合が消えたのに、皇治が試合に出て、俺が出ないっていうのが腹立たしい」とし、「俺の方が格上の選手と戦うことで、さらに皇治に恥をかかせることができると思った」と発言。
代わりのカードとして登場したのが久保選手なわけだが、「今すごく後悔してます。負けるからしたくないのではなく、大きな怪我をしたくないから戦いたくない」「死にたくない、それくらい実力差があると思ってます」と、久保選手の実力を相当脅威に思っている旨を語った。
動画の終盤でもシバターは「命の危険を感じるから本当に出たくない、怖いです」と涙ながらに話し、「茶番は1年で十分。本気でやりたくないです」「なんとかキャンセルしたいです」と最後まで試合のキャンセルを望む姿勢を崩さなかった。
だがコメント欄では「シナリオ作りさすが」「なんの因縁もない2人から、急ピッチで因縁作り上げててプロフェッショナル」といったコメントが相次ぎ、これさえもシバターの演出だと思っている視聴者が多いようだ。
最近、メインチャンネルで広告審査が降りないなど、YouTubeの運営が少し不調なシバター。久保選手との対戦を含め憂鬱な顔をしていたが、シバター劇場の今後の展開に注目が集まりそうだ。
文:sumika
関連記事
・シバター、大晦日RIZIN出場に出る予定だった! 対戦相手・皇治のルール変更要望でなしに
・シバターが大晦日のRIZINへ参戦決定! 久保優太と対戦で格闘技引退も示唆
コメントする