ハイサイ探偵団主催の軽石クリーンビーチに1,500名が参加 人力で軽石を取り除く

沖縄を拠点に活動するYouTuberグループ「ハイサイ探偵団」が12月9日、『【海復興】TVでは全く報道されない1,500人規模、人力による過酷な軽石除去の実情【沖縄】』と題した動画を、サブチャンネル「ハイサイ探偵団の休日」にて投稿。

「沖縄の軽石問題」について引き続き取り上げ、12月5日に実施したビーチクリーン活動の様子を公開した。

軽石除去イベントを開催

今年10月から、ニュースなどにも広く取り上げられている沖縄の軽石問題。

沖縄の右側に位置する、小笠原諸島の“福徳岡ノ場海底火山噴火”によってできた新島が噴火したことにより、沖縄へ大量の軽石が流れ着いていることが問題になっている。

漁師たちの仕事に悪影響が出ていることもあり、ハイサイ探偵団は当初からこの軽石問題を取り上げ続け、リアルを伝えてきた。

今回行われたクリーンビーチ活動は、ハイサイ探偵団が自ら主催したもの。当日は1,500名もの人々が県内外から参加し、海から軽石を取り除くための作業を県内3箇所のビーチで、約2時間行った。

「まだまだ(軽石が)残っているのが悲しいね」

リスナーのアイディアだという、自立する土壌袋を大量に作成し、300名分の豚汁を用意するなど「ハイサイ探偵団」の準備は万全だ。

参加者と和気あいあいとコミュニケーションをとりながら、軽石の除去作業を進めるメンバー。

砂浜に流れ着いた大量の軽石をスコップで回収し、それを軽トラックで搬送、軽石山に持っていくという地道な作業を繰り返した。

土壌袋を運び出すため、皆でバケツリレーをするが、土壌袋は重く体力仕事。だが、メンバーと参加者たちは互いに励まし合いながら楽しく作業する様子が動画には収められていた。

多くの人の協力により、土壌袋の山ができるほど多くの軽石を撤去することに成功したが、作業後もすぐ軽石が漂着するなど、軽石問題は簡単には解決しない問題のようだ。

作業終了後、ひっちゃんはこの状況に「まだまだ(軽石が)残っているのが悲しいね」と述べたが、隠れていた塀が現れるなど、今回のビーチクリーン活動でも大きな収穫があった模様。

目に見える活動を、すぐに行動にうつすハイサイ探偵団には称賛の声が集まっている。

文:suimka

出典:ハイサイ探偵団の休日

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