YouTuberのみが入居を許される「レイワ荘」。現在男性4名、女性1名の計5名のYouTuberが共同生活を送っているレイワだが、今回貧乏系YouTuber【Pさん】（登録者数10.9万人）が卒業生第1号として退去することを発表した。

レイワ荘はチャンネル登録者数1万人を増加しなければ、強制退去となるルールが敷かれている。しかし、Pさんが目標にしていたのははるか上を行く、「YouTuberとして自信をもって生きていけるかどうか」。今回、チャンネル登録者数1万人アップを達成させ、登録者数が10万人を安定してキープできていることから、卒業が決まったという。

しかし、喜ばしい卒業も一番の不安は「家を借りられるか」ということ。いまどれだけ稼いでいても、その収入が続く保証はYouTuberにはない。そういった背景から、YouTuberに物件を貸すのはリスクが大きいと考える貸主が多いようだ。

Pさんはつい最近、車一台分の駐車場を借りる審査に落ちるという経験をしている。その後、無事に駐車場を契約できたが、それほどYouTuberを見る世間の目がまだまだ冷ややかだということがわかる。ただし絶対に借りれないというわけではなく、支払い能力があると信じてもらえさえすれば、貸主は喜んで契約をするだろう。

今回の動画は、YouTuberの生活が世間が想像するようなキラキラした世界ではないという、多くの現実を知るよいきっかけかもしれない。登録者数が10万人を超えのある程度の収入がある貧乏系YouTuber【Pさん】は、はたして新たな住居を見つけることができるのだろうか。温かく見守りたい。

サムネイル出典：貧乏系YouTuber『Pさん』 Twitter