YouTuber歴7年のJJコンビが13日、自身のYouTubeチャンネルで『YouTuberやめます。』と題した動画を公開。

JJコンビ結成前に活動していた「カリスマブラザーズ」時代を含めると、7年にも及ぶYouTuberとしての活動から引退することを発表した。

動画の冒頭で、YouTuberを始めるきっかけとなった思い出を語るジローとジョージ。自身の学費を支払うためにYouTubeを始めたと語るジローに対し、ジョージは「友達と楽しく大きいお金を稼ぐ」という目標のもと始めたことを明かし、当時を振り返っている。

また、YouTube初期の頃から共に切磋琢磨していた東海オンエアや水溜まりボンド、Fischer'sなどとの思い出話も展開し当時を懐かしんだ。

JJコンビが引退する背景には、動画でやりたいこととYouTuberとしての乖離が理由だとし、ジローは「やりたいことっていうのは、もうズバッと言えばYouTubeにはもう無い」と率直な心境を述べている。

本来YouTubeは「撮らなくてもよい」というスタンスで臨んでいたにも関わらず、次第に視聴者が求める動画を「撮らなくちゃいけない」ものに変わってしまったとし、「疲れたんよ……」と本音も吐露。

同動画ではふたりの今後の活動にも言及しており、「簡潔に言えば、新しい事業を始めた」とジローが視聴者に報告。「ここまた10年ですげえ本気出せるなとは思っている」と、現在の心境と意気込みを明かした。

今後のチャンネル運営については、動画を投稿する可能性はあることを示唆。ジローは「最近動画にしたいことがいっぱいある」とし、引退を決断し重圧から解放されたことで逆に楽しめている現状を報告。

「動画あがったら、生きてんだなって感じで見てくれたら」「生存報告チャンネルだなって思ってもらえれば」と、ふたりは視聴者に笑顔でメッセージを送っている。

JJコンビがこれまで経験してきたYouTuberならではの苦労や辛さについても多く語られた動画となっているが、それでも引退を決断したふたりからは終始すっきりとした楽しそうな様子がうかがえる。

最近はYouTuberの世代交代が進み、多くのクリエイターが引退を発表している。今後のYouTuber勢力図はどう変わっていくのか……。JJコンビのこの先の活躍に期待しつつ、YouTubeの今後にも注目だ。

文：miyasuke