Z世代女子がTikTokを視聴する目的は「暇つぶし」、美容系やネタ系など幅広いコンテンツを満遍なく視聴 【Z総研調べ】

N.D.Promotionは、同社のシンクタンク組織である「Z総研」でZ世代女子(1995〜2003年生まれ、現在の17〜25歳)の389人を対象に「TikTok」と「Instagram」での動画配信・視聴に関する調査を実施、結果を発表した。

この調査では、短尺動画「TikTok」とInstagramの短尺動画配信機能「リール」との比較を主に行っている。「リールとTikTokのどちらをよく見るか」と尋ねた結果、「TikTok」「どちらかといえばTikTok」との回答が65.5%、「リール」「どちらかといえばリール」との回答が31.4%で、TikTokのほうがよく視聴されていることが分かる。

ではなぜZ世代女子はTikTokを視聴するのか。実際にTikTokとリールを見ているZ世代女子によると、「リールはメイク動画やヘアアレンジなどの勉強になるコンテンツが多いのでよく見ます。」「TikTokはおすすめ欄を見ることが多く、様々なジャンルの動画が流れてきます。TikTokは暇つぶしのような感覚で使っています。」という回答がみられる。リールは目的を持った情報収集に使われるのに対し、TikTokは特に目的を持たず暇つぶしに使われているようだ。

続いて「TikTokでどのようなコンテンツを見るか」という質問に対する回答は「美容系」74.6%、「ファッション系」 63.0%、「ネタ系」55.8%、「ダンス系」55.3%、「オタ活」43.2%、「食べ物」40.1%という結果に。一方で、「リールでどのようなコンテンツを見るか」という質問に対する回答は「美容系」87.9%、「ファッション系」69.7%の2つが多く、その他TikTokでよく見られているジャンルである「ネタ系」は20.8%、「ダンス系」は36.2%、「オタ活」は24.9%「食べ物」は36.8%という結果だった。

リールは美容系やファッション系などのコンテンツが集中的に見られているのに対して、TikTokは様々なジャンルが満遍なく視聴されていることが分かる。

Z世代女子はTikTokを身近な娯楽として、暇つぶしに使っているようである。これからもますます広がっていくであろう動画視聴、どんなプラットフォームやコンテンツに人気が集まるのか引き続き注目していきたい。

出典:N.D.Promotion PR TIMES

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