V6、最後のツアーチケットめぐり「スノ目的で応募やめて」「ジャニーズJr.は出ません!」とファン“殺気”のワケ
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人格者で知られるV6ファンもさすがにピリピリ

今年11月1日をもって解散するV6が、9月4日にオリジナルアルバム『STEP』をリリースし、4年ぶりとなる全国ツアーを開催することが明らかになった。そんな中、「ほかのグループのファンは絶対に応募しないで」「最後くらいV6と生粋のファンだけで過ごさせてほしい」と、殺気立っているファンも少なくないようだ。

V6にとって最後のツアー『LIVE TOUR V6 groove』は、9月4日~5日の福岡・マリンメッセ福岡を皮切りに、全国9か所で17公演を実施予定。ファイナルは11月1日の千葉・幕張メッセ 幕張イベントホール公演だが、このステージはJohnny's net オンラインにて生配信される。一方、このツアー日程がニュースとして取り上げられる前には、情報解禁をめぐってV6ファンがナーバスになっていたという。

「7月19日、V6のファンクラブ会員に届いたツアーを知らせるメールには『一般情報公開前の、V6ファンクラブ会員先行情報です』と注意書きがあり、ブログやSNS等で会員以外の人に伝わることのないように……と、協力を求める一文が記されていたとか。しかし、この警告に気づかずにうっかりつぶやいてしまった人や、V6ファンの興奮ぶりがSNS上に広まってしまい、ほかのジャニーズファンもツアー決定を知ることに。一部V6ファンは『今のところFC会員限定情報なのでツイートを削除してください』とメッセージを送っていましたが、時すでに遅し。結果的に、一般に向けた情報解禁の前に、『V6ツアー』といったワードがTwitterのトレンド入りを果たしていました」(ジャニーズに詳しい記者)

また、コンサート決定で色めき立っているのは芸能界のV6ファンも同じようだ。正式発表を受け、ドラマ『喰いタン』『喰いタン2』(日本テレビ系)でメンバーの森田剛と共演した俳優の須賀健太は、7月20日に「【業務連絡】11月1日、仕事休み取りました」と、ツイート。さらに、V6の楽曲「サンダーバード-your voice-」(2004年発売)の作曲を手掛けた音楽家・RAM RIDER氏も、「V6の最後のコンサート絶対いきたい。ファンクラブ入ってなくてもとれるのかな」と言及し、これに一部Twitterユーザーが噛み付く事態に。

「軽率にこんなこと言っちゃだめでしょ。こっちの気持ちも考えて」「こういうのはFC優先。そうやってにわかファンがチケットとって、昔からのファンが最後のコンサート行けないのは残酷」と否定的なコメントがついたため、RAM RIDER氏は引用リツイートする形で「すいません。。。」と、謝罪していたのだった。

最後のコンサートという貴重な機会とあって、チケットは激戦が予想される。Twitterで「V6 入会」と検索してみると、ツアーに応募する目的で、ファンクラブに新規入会した報告が多数上がっているのだ。また、バックダンサーとしてジャニーズの後輩が出演するのではないかと期待するファンもいるようで、V6ファンをいら立たせているようだ。

「ジャニーズアーティストのアニバーサリー行事には、事務所の先輩・後輩らが駆けつけるパターンが定番となっています。ただ、今回は新型コロナウイルスが流行している最中とあって、V6以外のタレントがステージ上に登場する可能性は低いのではないでしょうか。しかし、“バック目当て”のジャニーズファンが申し込みすることを見越しているのか、熱心なV6ファンは『V6はコンサートにバックをつけません。ジャニーズJr.は出ませんよ!』『11月1日の公演は事務所の後輩とか、関係者のために席を作るなら、その分をファンに譲ってほしい』『V6はバックつけないから、絶対に申し込まないで。邪魔するな』『後輩グループやJr.のファンは軽い気持ちで申し込まないで。私たちV6ファンとV6の時間にさせてほしい』と、声を上げているんです」(同)

中でも、Snow Manの佐久間大介、向井康二らはV6・三宅健に憧れていると公言しているだけに、彼らのファンに対して「スノ目的でFCに入会という人を見たけど応募はやめてね」「スノも忙しいし、コンサートに来るなんてそうそうありえない話。お願いだから応募はやめて」と、注意喚起するコメントも見受けられる。

ほかにも、「転売目当ての人とほかのグループ目当てのファンは申し込まないで」「V6のFC会員数が一気に増えているのは、転売屋やにわかファンが多いんだろうな。事務所は古参ファン大事にして」と、転売チケットが増えるのではないかと、危惧する声もある。

長らくV6を支えてきた純粋なファンが一人でも多くコンサートに入れることを願いたい。

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