粗品 Official Channel
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霜降り明星粗品が12月25日に『霜降り明星』チャンネルで公開した「オリコンニュースについて」で、メディア報道のあり方に怒りを爆発させた。

単独ライブ直前の限られた時間を割いて緊急撮影されたこの動画では、自身の発言が悪質に切り取られ、まるで未成年への性的行為を擁護しているかのように報じられた経緯が語られている。

粗品は「これまではある程度容認してきたけど、これは一線超えた」と強い憤りを示し、今後の対応方針を明言した。

賛否両論併記の企画が「擁護」だけ切り取られる悪質さ

問題となったのは、粗品が配信した「1人賛否」という企画。

これは賛成と反対、両方の立場から意見を述べる形式で、今回はSKY-HIが未成年女性を深夜に自宅へ呼んだ件を取り上げた。

粗品は「ち◯こを体から外して外の駐車場に置いておける人だけが未成年を深夜に家に呼びなさい」と強く批判しつつ、一方で「習い事と考えたら大人が未成年を教えることはある」という擁護側の意見も紹介した。

しかしオリコンニュースは擁護部分のみを抽出し、タイトルにも反映。

粗品は「ミスターマリックが客から1万円を借りて消すマジックをしたのに、ミスターマリックが1万円盗んだって書くようなもの」と痛烈に批判。

記事は朝6時に公開され、SNS上では「粗品が未成年擁護している」と誤解が広がった。

今後は実名公表も辞さず、メディアと戦う覚悟

粗品はオリコンニュースに対し「正午までに消さなければ今後一切取り扱わせない」と通告し、記事は削除された。

だが一部サイトではキャッシュが残り続け、完全な削除には至っていない状況だ。

「今まで容認してきたけど、もう言うぞ。名前も出すし戦う」と粗品は宣言し、来年からは悪質な報道を行うメディアを実名で公表していく方針を明かした。

「俺で金稼ぎたいならちゃんとしてくれ」という言葉には、ネットニュースの過激化への危機感と、芸能人が声を上げやすい環境を作りたいという思いがにじむ。

クリスマスの夜、単独ライブを控えた芸人が放った真剣な訴えは、メディアのあり方を問う一石となるだろう。

出典:粗品 Official Channel

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