『佐倉あましん』の「ギャル系チャットAI、人間の恋心をもてあそんでしまうww」は、AIキャラとチャットできるアプリ「オズット」を使って、ギャルと委員長タイプの女の子との恋愛模様を描いた企画。

配信者が真剣に恋愛アプローチを仕掛けるものの、AIの予想外の反応に翻弄される様子が楽しめる作品となっている。

スイカ割りデートから告白まで！ギャルとの甘酸っぱい駆け引き

オタクに優しいギャル「みつきゆな」との海デートでは、水着姿のキャラとスイカ割りを楽しむシーンから始まる。

目隠しをしたゆなちゃんに音声で指示を出しながら、親密度を高めていく配信者。「僕はもしもボックスが好きだな。

もしもゆなちゃんが僕のことを好きなら」という巧妙なアプローチに対し、ゆなちゃんは「魂のことはもう好きだよ」と返答する。

しかし、いざ告白すると「ちょっと考えさせてね。お互いのこともっと知って仲良くなってから」と、まさかの保留回答。

ギャルの「好き」がライクなのかラブなのか、その境界線の曖昧さが恋愛の難しさを物語っている。配信者の一喜一憂する姿に、視聴者も思わず感情移入してしまう展開だ。

優しすぎる委員長に心を奪われる！陰キャ男子の成長物語

続いて登場する学級委員長「ねの」との会話では、配信者が陰キャラ設定で挑む。

TikTokやテレビ番組への毒舌コメントを連発する「陰キャ男子」に対し、ねのちゃんは一切否定せず、むしろ「柔軟に考えられる人だよ」「紳摯で誠実だと思うな」と包み込むような優しさを見せる。

この無償の愛に心を打たれた配信者は、陰キャラを卒業して真剣に告白するが、結果は「もう少しお互いを知りながら進めていけたら」という丁寧なお断り。

振られた自分を「俺ダサすぎ」と自虐する配信者に、ねのちゃんが「一生懸命な気持ちはちゃんと伝わってる」と慰める姿は、まさに聖母のような包容力を感じさせる。

現実では出会えない理想的な女性像に、多くの男性が憧れを抱くはずだ。AIの進化が人間の感情にまで影響を与える時代を象徴する、興味深い実験と言えるだろう。