
ストーリー性あふれる料理動画で人気のYouTuber・はせが、総額128万円もの詐欺被害に遭ったことを告白。4月20日に投稿のショート動画にて、当時の状況や詐欺師の巧妙な手口を明かした。
4月3日、はせは「前川」と名乗る相手からDMを受け取る。
前川は「カメラの紹介をしてほしい」と案件を持ちかけ、はせはそのまま契約。前川とはLINEを交換し、告げられたクラウドソーシングにも登録した。
すると前川は先に報酬を支払うと伝え、はせはクラウドソーシングのサイトに口座情報を入力する。その後、サイトのページには報酬額である28万円という金額が表示されていたので、はせは本当の案件だと信じてしまった。
前川は、はせに報酬額を引き出すように指示。しかし、出金処理をしても28万円は引き出せず、なんと口座凍結の知らせを受けることに。
はせは前川の状況を説明。すると前川はサポートセンターのLINEアカウントをはせに伝え対応を仰ぐが、その様子がかなり急かす様子であったという。
サポートセンターからの最初の連絡は、報酬額と同額を振り込んでほしいというもの。その後も信用や確認のためと請求が続き、詐欺と気付いたときには総額128万円もの被害金額に。
はせは、すぐさま警察に相談。現在、捜査が進められている。
この様に、「焦らせる」「不安を煽る」といった人間の心理の隙を突く詐欺手法はソーシャルエンジニアリングといって、随分前からオレオレ詐欺などの事例でも社会問題となっている。 このような詐欺被害に引っかからないために一番重要なのは、やはり本人の意識。不審な連絡は原則無視、SNSでの自衛も徹底したいところだ。
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