
「おじいちゃん先生」の愛称で親しまれている画家YouTuberの柴崎春通が、AIエンジニアの安野貴博と共演。様々なクリエイターの間で話題となっている画像生成AIについて対談した。
動画の前半では柴崎がYouTubeで成功するまでのエピソードを紹介し、実際の作品も登場。
柴崎自身が寝転がっている様子の水彩画に、安野が「すごい、伸び伸びしてる感じ」とコメント。柴崎も自身の作画スタイルに関し「テーマも画材もさまざま」また、透明水彩についても「画材の性格上、基本的には絵の具が乾かないうちに描いていきます」と作品について解説する。
続いてAIを使用して柴崎の画風で生成した画像を、柴崎が評論することに。
画像を見た柴崎は「よく描けていてね、本当にびっくりなんですけども」と感心しつつ、「補色で描いたという趣旨は、ばっちり伝わってるんですよ」と、AIの学習具合についても解説。しかし色彩の移り変わりがなく色同士が独立しており、その様子を日の丸弁当の見た目に例えながら「デザインというほどのセンスがまだない」と評価した。
画像や動画など、確かに最近のAIが出力するものは驚くほど精度は高い。しかし、柴崎が「センスがまだない」というように表現が機械的であったり、また矛盾があったりと内容という点についてはまだ不十分な面もある。
今後、AIの活用についてはできることとそうでないことを見極めた上で何に使うかを判断することが重要となってくるだろう。
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