人気プロゲーマーのSHAKA、SPYGEAが14日、プロゲーミングチーム「DeToNator」からの卒業を発表。9月30日の卒業後、SHAKAは母体となる株式会社GamingDが専属でサポートし、SPYGEAはフリーで活動する。
DeToNatorとは、2009年に設立されたプロゲーミングチームの名称。2016年に海外へ拠点を構え、海外で活動している唯一の日本チームである。
そのなかでもSHAKAは、DeToNatorがオンラインFPSで活躍する時代からチームを支え続けてきた古参メンバーのひとり。
プロゲーマーとして活躍したのち、ストリーマー(ゲーム配信者)として活動を続け、人気のバトルロイヤルゲーム「PUBG」の公式大会で解説を務めるなどゲーム界隈で幅広く活躍した。
SHAKAの今後の活動は、母体となる株式会社Gamingが専属でサポート。引き続きストリーマーとして活動するとのことだ。
一方、SPYGEAは14日に自身のYouTubeチャンネルで『SPYGEAから報告』と題した動画を投稿。今後はフリーで活動していくと発表した。
SPYGEAはオンラインFPS「スペシャルフォース」のプロゲーマーとして活動したのち、DeToNatorのアクションシューティングゲーム「オーバーウォッチ」部門に所属していた。
同動画でSPYGEAは卒業する理由として、「DeToNatorと揉めたわけではないので、そこは心配しないで欲しい」とし、「前々からフリーになって、個人で頑張っていきたいと思っていた」と、以前からフリーになることは考えていたと話している。
「選手として限界を感じたのが、フリーになろうとしたきっかけだった」と漏らす場面もあったが、「ネガティブな報告の動画ではないので、ポジティブにこれからも応援してほしい」と視聴者向けてメッセージを送った。
SPYGEAはDeToNatorに向けて、「約6年間お世話になった」と感謝の言葉を述べている。
今回の発表に対し、DeToNator代表・江尻勝氏は「今までありがとう。そしてこれからの未来も応援します」とふたりに向けてコメントした。
ふたりとも人気の高いストリーマーだっただけに、発表後の公式ホームページは一時繋がりにくい状態になるなど、今回の発表には大きな注目を集まっている。
人気配信者として卒業しても変わらず、新たな活躍を見せてくれるであろうSHAKAとSPYGEA。これからの活動にも注目したい。
文:sumika
出典①:「DeToNator」公式HP
出典②:SPYGEA / スパイギア
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