現在、「いなば食品」がブラック企業だと噂になっている。一般職19人のうち、17人が入社を辞退したとXで話題になっているのだ。
「いなば食品」から社員が逃げ出して話題に
「いなば食品」は、「入社すれば新しい社員寮に住める」と案内していた。また、一般職を募集していたことがわかっている。
しかし実際は、雨漏りするボロボロの一軒家で、共同生活をするというものだった。さらに、入社式では、一般職の募集要項は嘘だと発表している。
そのうえ、入社後、募集要項よりも3万円低い給料が掲示された。そのため、17人が入社を辞退したのだ。Xでは、ブラック企業だと噂になっている。
YouTuber・もとみつは、自身のチャンネルで「いなば食品」騒動を語った。そして、「NEWSポストセブン」の記事を紹介している。
「NEWSポストセブン」は、辞退した人を取材していた。辞退した人は、「労働条件を聞いてもわからないと言われた」「労働条件通知書が渡されなかった」と告白している。
お詫びの品はまさかのツナ缶!
また、勤務地もほぼ100%希望通りだと言われたのに、希望していなかった勤務地でのライン作業になったという。
同じく入社を辞退した別の女性は、「事務職のはずが工場に配属された」「入社を辞退した後、申し訳ありませんでしたとツナ缶を渡された」と語っている。
「いなば食品」は、ホームページで釈明をしていた。責任者が亡くなって、寮の改修作業が遅れたのだと発表している。
だが、問題はボロ家での共同生活だけではない。事務職のはずが工場に配属されるのも、給料も、17人が逃げ出すのも問題だ。
しかも、お詫びの品がツナ缶である。「イメージ悪くなった」といわれているが、無理もない。社員は猫ではないのだ。お詫びの品を渡すなら、もっと考えるべきだった。
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