パチンコ業界の情報を発信する「パチ屋の裏研修」チャンネルが、神奈川県のパチンコ屋(駐車場)で起こった火災について解説した。

パチンコ屋で車が100台以上燃える火災発生

2023年8月20日、神奈川県厚木市にあるパチンコ屋(マルハン厚木北店)の駐車場で火災が発生した。パチンコ屋に来ていた客の車が100台以上燃えるという大きな火災だ。

幸い怪我人はいなかったが、店は臨時休業となった。「パチ屋の裏研修」の店長は、火災の話をしつつ「仕事をサボってパチンコしていたら営業車が燃えた」というツイートでバズった人を紹介している。

そして、愛知県春日井市にあるパチンコ屋(キクヤ春日井店)の駐車場でも火災が発生したことに触れて、車が燃える理由について語り始めた。

誰が賠償するの？車両保険に入ってないとアウト？

パチンコ屋(マルハン厚木北店)での火災は、「パチ屋の立体駐車場のゴミ箱を燃やした」と投稿していた人物がいた。冗談なのだろうが、もし本当に犯人ならこの人物が弁償するのかと新卒が聞く。

店長は、「出火元の人は補償しない」「重過失による火事でない限り火元は補償する必要がない」と説明した。

「放火だとしたら重過失なので賠償は来ますけど、タバコぐらいじゃ来ないらしい」と話している。

そして、「パチ屋の立体駐車場のゴミ箱を燃やした」と告白した人物に関しては「これはアウトでしょ」と指摘した。

だが、日本で起こる火災の90％以上は重過失と判断されないので、燃えてしまった車は持ち主が保険を使って対応することになると店長は言う。車の持ち主は災難である。

車両保険に入っていたとしても、満額貰えるとは限らない。車両保険に入っていなければ、自腹で買い替えることになる。

解説後に店長は、「徒歩か自転車でパチンコに行くようにしましょう」と呼びかけた。

車が燃えて落ち込んでいる人もいるだろうが、人間は犠牲にならなかったのが救いだ。新卒は最後に、「命より高いものはない」と話している。