2023年4~6月 1番再生されたYouTubeチャンネルは「YOASOBI」【BitStar発表】

クリエイター支援事業を手掛けるBitStarが、「インフルエンサーパワーランキング by BitStar」を発表した。2023年4月〜6月に注目されたクリエイターの、再生数や新規開設チャンネルの勢いをランキングにまとめてられている。

1位は推しの子主題歌「アイドル」で人気の「YOASOBI」(ショート動画を除く)

2023年4月〜6月の総再生数ランキングでナンバーワンに輝いたのは、推しの子の主題歌「アイドル」で人気の「Ayase / YOASOBI」だった。総再生数は2億1080万回と多いのはもちろん、チャンネル全体へのコメント言語の約半数が日本語以外だったことからも、日本に留まらず世界的な人気を博していることがわかる。

2位は1億9157万回再生された「もちまる日記」だった。見やすい尺で飼い猫の動画を投稿しており、5月より毎日1本から2本投稿へ頻度を上げたことも、再生数のジャンプアップにつながっている。

3位にランクインしたのは「Fischer's-フィッシャーズ-」で、総再生数は1億6306万回だった。メンバーであるンダホの第二子の報告動画やリーダーのシルクロードの結婚報告動画が急上昇へランクインするなど、クリエイターと個人どちらとしても充実されている結果となった。

上位のチャンネルは1-3月期から引き続き、フィッシャーズ、東海オンエア、コムドットなどの古参がランクインする中で、Ayase / YOASOBI、もちまる日記などの新顔も見られた。

ショート動画を含むチャンネル総再生数ランキング1位は「ISSEI / いっせい」

ショート動画クリエイターを含めた総再生数ランキングでトップに立ったのは、「ISSEI / いっせい」だ。2023年1月〜3月のランキングでも1位を取っており、ショート動画で得た海外人気もあり2位との差を大きく引き離している。

2位にランクインしたのは、2023年1~3月のランキングで5位だった「Sagawa /さがわ」だ。本期間で再生数を4億回を伸ばし、登録者数が2000万人に到達するなど大幅な成長が見られた。

3位にランクインしたのは「Junya.じゅんや」だった。本期間での動画の投稿本数が929本と圧倒的な記録をほこり、日本1位の登録者を誇るクリエイターとして、再生数と共に納得の結果となっている。

1~3月同様、上位は海外の視聴者を獲得しているクリエイターが占めており、変わった点としては「ガグル〈炎上・話題を語る奴〉」や「【公認】ふぉい抜きチャンネル」のランクインが挙げられる。

動画再生数ランキング1位はYOASOBI「アイドル」 Official Music Video

ショート動画を除外した動画再生数ランキングで1位となったのは、Ayase / YOASOBIチャンネルで公開されている「アイドル」(再生回数1億8119万回)だった。日本語の楽曲で史上初Billboard国際チャート1位を獲得した本曲は、なんとAyase / YOASOBIチャンネルで再生されたうちの85%を占めている。

2位はINIの「'FANFARE' Official MV」(再生回数3676万回)だ。5月24日に発売された4枚目のシングル『DROP That』に収録されている「FANFARE」のMVで、公開2日で1,000万回、公開15日で3,000万回を突破し、急上昇ランキング1位を獲得した。

3位はSixTONES の「–こっから [YouTube ver.]」(再生回数2722万回)だった。ドラマ『だが、情熱はある』の主題歌で、ブレイクビーツに乗せたラップを6人でマイクリレーするというスタイルが人気の楽曲となっている。

新規開設チャンネルランキング1位は「日向坂ちゃんねる」

新規開設チャンネルランキングで1位となったのは、「日向坂ちゃんねる」だ。本チャンネルは日向坂46の2つ目の公式チャンネルとして4月16日に開設され、他では見れないオリジナルコンテンツが楽しめる。

2位は「櫻坂チャンネル」だった。1位の「日向坂ちゃんねる」同様に4月16日に開設され、オリジナルコンテンツが楽しめるチャンネルとして人気である。また、ライブツアーの映像や新曲初披露の裏側などを動画にしており、ファンの注目を集めている。

3位は「ヒカル相馬の都市伝説」だった。ヒカルがサブチャンネルに投稿した都市伝説動画が好評だったことから、相馬トランジスタとともに専門のチャンネルを開設するに至った。チャンネルの平均エンゲージメントは4.0%となっており、よりコアなファンで形成されている。

タイアップ動画ランキング1位は「スーパードライ」

タイアップ動画ランキングで1位となったのは、「スーパードライ(アサヒビール株式会社)」だった。HIKAKINやフィッシャーズ等の人気Youtuberとの長尺企画だけではなく、Youtube Shortsでのタイアップにも力を入れている。

2位の「ロングトリックウォレット(株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド)」は、しーさー 文房具 / Seasar StationeryのYoutubeチャンネルでShorts動画として投稿された。財布の構造を分かりやすく解説するなど、視聴者の購買意欲をそそるような構成となっている。

3位は「脱獄ごっこPRO(LiTMUS Co., Ltd.)」だった。「脱獄ごっこPRO」はUUUMのグループ会社が運営するオンラインマルチ対戦ゲームで、UUUMのクリエイターを中心にタイアップ動画が投稿され、全てUUUMのグループ企業で開発からプロモーションまで行われている。

TikTok使用楽曲ランキング1位は「アイドル / YOASOBI」

TikTok使用楽曲ランキング1位はYOASOBIの「アイドル」で、「Twice」や「ENHYPEN」などのK-POPアイドルや、日本では「乃木坂46」「トレンディエンジェル斉藤」などが踊ってみたの動画を投稿しており、国内だけではなく海外の有名人も使用していた。

2位にはMae Stephens(メイ・スティーブンス)の「If We Ever Broke Up 」がランクイン。「コムドット」メンバーや「ばんばんざい るな」「中町綾」などのクリエイターが、振り付けに合わせて踊る動画を投稿している。

3位にはkilimanjaroの「burning friday nightlucky」がランクイン。「平成フラミンゴ」「ばんばんざい るな」や、ダンス動画で有名な「ロールカンピオーネ」「Hoodie fam」などのクリエイターが振り付けに合わせた動画を投稿している。

TikTokの使用楽曲ランキングでも、YOASOBIの「アイドル」が1位を獲得しており、圧倒的な人気がうかがえる。2位と3位は人気クリエイターが関わっていることから、クリエイターの影響力の高さを感じられる結果となっている。

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