バーベキューで生徒が死亡したと、「FNNプライムオンライン」チャンネルが報じた。動画では、事故発生の経緯と原因である危険行為について説明している。
教師が炭に消毒用アルコールをかける
福岡県にあるハリウッドワールド美容専門学校で事故が起こった。バーベキュー中、火が服に燃え移ってしまい男子生徒(18歳)が死亡したのだ。
学校では、教師と生徒が交流を深めるために毎年バーベキューを行っている。事故が起こった当日は、約500人が参加していた。
学校側は、炭がよく燃えるように消毒用アルコールをかけていたと明かしている。しかし、火が消えそうになったため、追加で教師が炭に消毒用アルコールをかけたことが判明した。
生徒を名乗る人物が登場!指示したのは理事長?
教師が消毒用アルコールを追加すると、「ボン!」という音が鳴り、青い炎が広がった。そして、近くにいた男子生徒(4人)の衣服に火が燃え移ったのだ。
男子生徒は火傷を負い、そのうち18歳の男子生徒は入院した。その後、容態が急変して死亡している。
警察は、業務上過失致死傷の疑いがあるとみて捜査中だ。学校の学園長は、「熱中症を防ぐために短時間で焼こうとした。アルコールの使用は今回が初めて」と明かしている。
「FNNプライムオンライン」チャンネルは、炭にアルコールをかけることがどれほど危険な行為なのかを検証した。
アルコールは揮発しやすいため、周囲にガスが出る。そのガスに火が点くため大変危険だと専門家は説明した。
普通に考えれば危険だとわかる行為なので、事故の発生に驚く人が続出している。「こんなこともわからない人を教師にしないで」という意見もあった。
動画のコメント欄には、学校の生徒だと名乗る人物が「指示したのは理事長」「教員に怒鳴っていた」などと告白しており、注目を集めている。
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